天皇賞秋2016の出走予定馬と血統表です

天皇賞秋2016の出走予定馬と血統表です。昨年は過去データ等で取り上げたラブリーデイとステファノスがワンツー。しかしラストインパクトを◎に狙ってこれが直線で狭いところに入って力を出し切れず、次走JCで走られて悔しい思いをしました。今年は昨年の分までどうにかしたいものです。。。

天皇賞秋の基本情報

2016年10月30日(日)東京競馬場11R
芝2000m
(先週までAコース使用でしたが今週から仮柵つけてBコース使用)
フルゲート18頭に15頭が登録

天皇賞秋 2016 出走予定馬

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天皇賞秋の長い歴史の中でみると前走毎日王冠組と前走京都大賞典組は好走が続く時期、凡走が続く時期が交差してるんですよね。昨年は久しぶりに京都大賞典組ラブリーデイが優勝でしたが今年はどうでしょうか。

京都大賞典、毎日王冠組のレーティング

その昨年はレーティングも指針になっていました(ラブリーデイの京都大賞典は120ポンドと1頭だけ飛び抜けていました)

京都大賞典
1着キタサンブラック 119
2着アドマイヤデウス 114
3着ラブリーデイ 117
4着サウンズオブアース 112
5着ヒットザターゲット 110

毎日王冠
1着ルージュバック 111
2着アンビシャス 116
3着ヒストリカル 109
4着ロンギングダンサー 107
5着ステファノス 106

※牝馬のレーティングは牡馬と比較する際には、4ポンドを加算
(ルージュバックは実質115ポンド)

キタサンブラックの登録がないので今年は優劣つけるのは難しいですが、京都大賞典組ではラブリーデイはハンデキャッパーからの評価が117ポンドと高いです。2着アドマイヤデウスと4着サウンズオブアースは道中内ラチ沿いをロスなく走っていましたが、勝ったキタサンブラックとラブリーデイは内から2列目を追走。わずかな差ですが当時京都芝コースは内伸び馬場でしたのでその分を重く見てるのかもしれません。

また、道中は掛かる面も見せましたし、直線入り口付近では外から来たラストインパクトが締めて来るシーンもあったのでその分も含まれてるのかも。6歳馬だし昨年のような勢いはもうないですが、1週前追い切りでもたついていたのが最終追い切りでは動いて気配上昇。前年勝ち馬でもありますし、久しぶりに人気からも解放されそうですし馬券的に注目したい1頭です。

前走毎日王冠組で上2頭はあまり差がなさそうですがアンビシャスの評価がやや高いですね。データ的には過去10年=前走毎日王冠で上がり3位内=レース当日単勝20倍未満馬は【3.2.1.3】複回値155と好走傾向ですが、今年の毎日王冠週は外が伸びる馬場で上位3頭はいずれも外から伸びてきてのものなのでそこは少しだけ割り引いて考えた方がいいかも。

ルージュバックはG1以外は【5.1.0.0】に対し、G1では【0.1.0.4】という戦績。内伸び馬場になった時はやや厳しいか。

アンビシャスは昨年も毎日王冠で最速上がり→天皇賞秋では4番人気に支持されるも5着でした。今年は中山記念で最速上がりをマークしてドゥラメンテに迫る走り。昨年以上は期待したいところ。

今年の場合毎日王冠組でもっとも注目したいのは5着に敗れたステファノス直線は内で詰まるシーンもありましたし、伸びない内から伸びて掲示板に載ったのはこの馬だけ。追い切りは前走時である程度仕上がってる印象はありましたが、昨年秋は470kg台で好走していた馬なのでもう一絞りできるか。

今年は別路線組も注目!

そして今年は別路線組が主役候補かもしれませんよね。

モーリスは昨年~今年にかけてG1を4連勝。香港のチャンピオンズマイルを勝った時が124ポンド。海外帰りで検疫の関係でトレセンに戻らず、群れで暮らすはずのサラブレットが1頭だけで府中に滞在して調整された安田記念でも2着、前走札幌記念も前残りの競馬を後方から差して2着とここ2戦も敗れてなお強い競馬だったと思います。前走をみると距離も問題なさそうですし、一緒に外から伸びてきたレインボーラインは菊花賞で2着に好走しましたし、1週前追い切りもすごく気配が良かったのでちょっと逆らえないかなあという気はしますね。それでも死角を挙げるならこの馬はいつも馬混みに入れない競馬をしてるので、内が伸びる馬場だった時に少し不安はあるかも。。。安田記念も札幌記念もモーリスを負かした馬は逃げた馬でした。

エイシンヒカリは今年フランスのイスパーン賞を勝った時のレーティングが129ポンド。過去にはエルコンドルパサーが134ポンドをマークした事もありますが、日本馬としてはなかなか見る事のない数字。逃げ馬なんでそういう意味ではモーリスを負かす候補ではあります。ただ、昨年天皇賞秋ではクラレントにハナを奪われ途中から先頭に立ちましたが9着に敗れました。天皇賞秋自体はなかなか逃げが決まらないレースですし、武豊騎手は国内の芝G1を逃げて勝利したのは意外にも今年の天皇賞春が初めての事。天皇賞秋ではかつてサイレンススズカの逃げ→レース中の故障というトラウマもあります。今回が国内最終戦との事ですが、どうでしょうか。

リアルスティールは今年ドバイターフを優勝でこれが119ポンド。かつてはジャスタウェイやアドマイヤムーンも優勝してるレースですが、調べられる範囲で調べてみたところ今年のドバイターフ組の上位馬のその後はまだ未勝利。私は海外の競馬がさっぱりわからないのですが、素人考えでは負かした相手がそれほど強くはなかった可能性もありそうですね。

続いては登録馬の血統表です。

天皇賞秋 2016 血統表

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過去10年で単勝5倍未満=3代内父系にグレイソブリン系内包馬は【2.0.3.1】。今年はエイシンヒカリにその可能性がありそうですが、過去10年で唯一着外に敗れたのが昨年のこの馬なんですよね。力をつけた今年はどうでしょうか。

近年の傾向からは2013年1着ジャスタウェイがハーツクライ×Wild Again、2014年スピルバーグがディープインパクト×Lycius、2015年2着ステファノスはディープインパクト×クロフネ、4着ショウナンパンドラはディープインパクト×フレンチデピュティと、父サンデー系×牝系にはダートっぽい配合がいいような気がします。

エイシンヒカリ(ディープインパクト×Storm Cat)
ステファノス(ディープインパクト×クロフネ)
リアルスティール(ディープインパクト×Storm Cat)
ルージュバック(マンハッタンカフェ×Awesome Again)

今年の登録馬ではこのあたり。

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