スプリンターズステークス 2016 ちょっと変わったデータ
ここではスプリンターズステークス2016が行われる中山芝1200mについて、馬場改修前と後で何か大きな違いがないかな?と思って調べてみました。するとちょっと変わったデータが1つ出てきました。
コース改修前と改修後でわかった意外なデータ
中山芝コースは2014年に路盤改修が行われていますが、昨年のスプリンターズSを見ると以前とはレースの質が大きく変わったような印象を受けました。それほどハイペースでもなかったのに4角5番手内馬が1頭も馬券に絡まなかったんですよね。
そこでコース改修前と改修後で何か大きな違いがあるのではないか?と思い調べてみると、これまであまり気にかけた事もないようなデータで大きな違いが出ていました。
それは「毛色」です。
以下のデータは9~10月の中山芝1200=3歳以上戦を2012~2013年と、2015年以降で比較してみたものになります。
※2012~2013年=中山芝1200=3歳以上戦=毛色別成績
※2015~2016年=中山芝1200=3歳以上戦=毛色別成績
2015年以降かなり成績を落としているのが栗毛馬。2012~2013年は連対率13%あったのが2015年以降は連対したのは1頭のみで連対率3%しかありません。そして人気馬で比較するとさらにその傾向は顕著に出ます。
2012~2013年=栗毛=1~2番人気馬【2.3.1.0】複勝率100%
(3番人気の出走はなし)
2015~2016年=栗毛=1~3番人気馬【0.0.0.6】複勝率0%
実際昨年のスプリンターズSでの栗毛馬も
ティーハーフ 7人10着
ハクサンムーン 5人12着
ベルカント 2人13着
フラアンジェリコ 13人15着
と全馬が凡走です。1頭も馬券になっていない、掲示板にすら載っていないどころではなく、1頭も入着すらありませんでした。
具体的に路盤改修と毛色がどうリンクするのかはちょっとよくわかりませんが、これだけ凡走してるって事は今年のスプリンターズSでも栗毛馬はあまり中心には狙わない方がいいのかもしれません。
また分母が少ないですが、青鹿毛、青毛、芦毛といった馬も全部で【0.1.0.19】と苦戦してますね。こちらもちょっと気になるところです。
スプリンターズS2016に出走する栗毛馬
今週のスプリンターズS2016に出走する栗毛馬は・・・
<栗毛>
ソルヴェイグ
ティーハーフ
ネロ
ベルカント
レッツゴードンキ
の5頭。
穴人気する馬もいそうですし、5頭全部をバッサリ行くのも勇気がいりますが、いないものと思って考えれば馬券は楽になるかもしれませんね。
<青毛>
ウリウリ
<芦毛>
スノードラゴン
ブランボヌール
レッドファルクス
こちらもちょっと気にしておきたいところ。