スプリンターズステークス 2015 有力馬の1週前追い切りを観ました！

今週日曜日中山競馬場で行われるＧ1スプリンターズステークス2015、有力馬の1週前追い切りを観ました。
昨年のスプリンターズＳでは1週前のこの記事でスノードラゴン（13番人気）を指名、予想でも◎打って的中する事ができましたが今年はどうでしょうか？
映像提供されてる馬が昨年よりも少ないので、この中に勝ち馬がいればいいのですが・・・

スプリンターズＳ 2015 有力馬の1週前追い切り

【Ａ】ビッグアーサー（1週前追い切りからの注目馬でしたが除外になりました）
09/24栗東坂路　50.5-37.0-25.1-13.3

ビッグアーサーは栗東坂路、2回目のハロー掛けから200頭以上が走った後の馬場の荒れた時間帯に好時計をマーク。
この馬とかハクサンムーンなんかはほとんど毎週のようにこういう1番力のいる時間帯の馬場で追って力をつけてるんですよね。
さすがにこの馬場なので上がりは掛かってますけどラチを頼らずにまっすぐ駆け上がってこれるのは力のある証。
ちなみにこの位の時刻に50秒台出した馬といえば先週だと土曜阪神メインを勝ったサクラエールとか、日曜日新馬で2着したエックスマスとか、神戸新聞杯勝ったリアファルとか。
今のところ除外対象になってる馬なので出走できれば。

【Ｂ】サクラゴスペル
09/24美浦ウッド　83.9-67.0-52.8-38.9-13.5

サクラゴスペルは春のオーシャンＳ勝利時は重たい坂路でバタバタの動きで併せ馬でも大きく遅れたのに勝利。
高松宮記念の時は坂路単走強めで少しは動いたんですがこの時は8着。
京王杯ＳＣは芝コースを馬也でしたが軽く流して好時計を出して勝利。
安田記念はポリトラックで流してしんがり負け。
で、今回はウッドコースでの追い切りなんで過去との比較は難しいですが、個人的には好きなタイプの追い切りで、それでいて過去何度も尾関厩舎に騙されたパターン（笑）

内にレッドファルクス（芝ダ1200～1400を4勝している4歳準ＯＰ）を置いて、馬場の八分どころを通って一杯に追いしっかりと時計を出してきました。
最後はちょっと苦しそうでしたけど、これはウッドチップの重さもあるんでしょう。
Ｇチャンネルの競馬コンシェルジュ辻三蔵さんのお話によると、現在の美浦のウッドは外の方から徐々にウッドチップの入れ替えが行われてるそうで（10月上旬に今度は内を入れ替えるそうです）外目を通ると負荷が掛かり、内目を通るとスピード調教となる馬場になってるんだそうです。

【Ｂ】ティーハーフ
09/24栗東坂路　50.8-36.8-24.1-12.4

ティーハーフは1回目のハロー掛け直後でそこそこ時計の出る時間帯でしたが、坂路で単走一杯に追って自己ベストをマーク。
後ろから2Ｆ目に11.7と速いラップを刻み、その分ラスト1Ｆは12.4と少しだけ掛かりましたが、映像を観ると左ムチ入れて右によれて、今度は右ムチに持ち直したりしてるところがあったのでその分の失速したようにも見えるので、全6勝中5勝は平坦コースの馬ではありますが最後は止まったって感じではないですね。

【Ｄ】フラアンジェリコ
09/24美浦ウッド　86.1-70.8-56.0-41.9-14.0

フラアンジェリコはウッドコースの外目を通って単走、先々週京成杯ＡＨを使ったばかりなので軽めという事もあるでしょうし、サクラゴスペルのとこでも書いたように今のウッドコース外目は力のいる馬場なんでしょうがないですが、それでも時計を出せるのが真のスプリンターのはず。
ボールドルーラー持っててオレハハッテルゼみたいな馬もいますし、マイル路線から来る馬は怖いですけど、1200のＧ1を目指す馬の調教としてはピンと来ないです。

【Ａ】ベルカント
09/24栗東坂路　52.9-38.0-24.4-11.8

ベルカントはいつも通り開門から40分ほど時間が経った馬場の荒れた時間帯に内ラチ沿いを通ってこれまたいつも通りの好時計。
珍しく舌を出して遊びながら走ってましたが、今期は取消になったＣＢＣ賞の時からずっと同じような気配。
そろそろいい加減にいつ調子が落ちてもおかしくない頃だと思うんですが、今年に入って馬体に実が入って好不調の波が少なくなってるのかもしれませんね、まだ好気配。