サウジアラビアロイヤルカップ2016の出走予定馬と血統表です
サウジアラビアロイヤルカップ2016の出走予定馬と血統表です。以前はOPで行われていたいちょうSが一昨年から重賞に昇格、昨年からサウジアラビアロイヤルカップと名前が変わって実質今年で3年目になる2歳重賞。一昨年はのちのNHKマイルC勝ち馬クラリティスカイがここを勝ちましたが今年ものちの活躍馬が出るでしょうか。
サウジアラビアロイヤルカップの基本情報
2016年10月08日(土)東京競馬場11R
芝1600m(Aコース使用・フルゲート18頭に10頭が登録)
サウジアラビアロイヤルカップ 2016 出走予定馬
OP時代からそんなに頭数の揃うレースではありませんでしたが、今年も登録馬は10頭のみと重賞としてはさみしい頭数ですね。
リプレイ観て印象に残った馬は5頭。
まずはクライムメジャー。netkeibaさんの予想オッズ見ると1番人気でしょうかね。馬場が速かった事もあるのですが、新馬戦の上り3F33.9はこのコースができてから2歳戦では最速の上がりタイム。道中外を回すロスもありましたし、大型馬で器用さには欠ける感じ、追われてふらつくシーンもあったしまだ真面目に走ってないと思うのですが、それでも積んでるエンジンが他馬とは違いました。いい脚で内から迫ってきた2着馬は次走で快勝してる事からもこの決め脚は評価してよさそう。内伸び馬場になった時とかどうかと思いますけど、草丈の長い開幕週、頭数も少ないとくればそれも問題ないはず。有力。
ブレスジャーニーの決め脚も侮れない。新馬戦は勝ち馬が上り2位で34.0で勝利しましたが、後方からの競馬でそれより1秒以上速い32.9で3着。前走の未勝利戦もこの馬と2着馬だけが抜けた競馬。バトルプランの仔が芝重賞でってのも違和感ありますが、現2歳世代はダートっぽい血統馬が外回りコースで活躍してる世代もあるので気にせず買いたいです。
ロジムーンはブレスジャーニーが勝った未勝利戦で2着、その次の3戦目で勝ち上がり。ブレスジャーニーに敗れたレースでは直線馬群の中で前から大きな土の塊が飛んできて戸崎騎手は思わず顔をそむけるシーンもありましたが、その間に勝ち馬が先に抜け出したので仕掛けがワンテンポ遅れた印象。遅れなければ勝っていたとは思いませんがブレスジャーニーとの差はもう少し詰まっていたと思います。
ダンビュライトは2着にカネヒキリ産駒、4着にゴールドアリュール産駒が好走するような不良馬場での新馬勝ち。馬場の荒れたところを通って大楽勝だったので強い競馬ではありました。兄弟にはレコード勝ちするような馬もいたので、まだ何か隠し持ってる可能性もありそうですが、今度はそこから6秒以上は時計を詰めてこないと勝ち負けできない訳ですから個人的にはまだ半信半疑。
最後は新馬戦を小銭で購入してお世話になったシャイニードライヴ。新馬戦が行われた当時の馬場はある程度前が残る馬場だったし、血統的な偏りも後押しになってた時期でしたが、2番手から早めに先頭に立つ競馬をしてラスト4Fは12.7-11.8-10.7-11.9と加速できていたので恵まれて押し切っただけでのレースではなかったはず。前走は内で脚を貯めて弾ける競馬を試みて失敗した感じでしたし、まだ見限るには少し早いかなという印象。
続いては登録馬の血統表です。
サウジアラビアロイヤルカップ 2016 血統表
2014年2着ネオルミエールは母父ブライアンズタイム、2015年1着ブレイブスマッシュはは母父がリアルシヤダイとロベルト系内包馬が2年連続連対。ロベルトはOP時代も何頭か馬券になってますので注目したいですね。
今年はブレスジャーニーの母父がタニノギムレットでこれがロベルト系です。