新潟2歳ステークス2015の出走予定馬と血統表|ロードクエストの買い材料など

■2015年08月30日(日)新潟競馬場芝1600m(Aコース)
第35回新潟2歳S

日曜日新潟競馬場で行われる2歳重賞、新潟2歳ステークス2015の出走予定馬です。
フルゲート18頭に18頭が登録しています。

【新潟2歳ステークス 2015 出走予定馬】
キーンランドカップ 2015 出走予定馬

メンバー中唯一の2勝馬で、人気の一角に支持されそうなのはペルソナリテでしょうか。
前走ダリア賞では直線で狭い進路を割って伸びて来た勝負根性はなかなかのモノがありそうです。
新馬、2戦目共にメンコ、ブリンカー等の馬装具のない馬なので気性的にはあまり問題ないタイプと想像しますが、新馬のパドックでは少しチャカついてて、前走はパドックでは落ち着いていたのにレースでは道中少し掛かりましたので、距離延長はあまりプラスではないような気もします。

6月1週目、ウッドで好時計出してる馬が何頭か揃っていた新馬戦快勝で人気になりそうなのがロードクエスト
スタートではゲートは出たのにそこからまったく出ていかずほぼ出遅れに近い形で後方からの競馬になりましたが、直線では残り400で1番人気スターオブペルシャの外につけて、そこからスターオブペルシャには0.8差つけての快勝。
過去10年6月の新馬戦で1分35秒台で勝ってるのは08年阪神の新馬を勝ったツルマルジャパン(その後マリーゴールド賞勝ち→小倉2歳S3着)と10年阪神の新馬を勝ったアヴェンチュラ(その後札幌2歳S2着、3歳秋に秋華賞勝ち、エリザベス女王杯2着など)の2頭だけ。
ロードクエストの場合は翌週牝馬限定戦の新馬戦を1分36秒0で勝ったリリカルホワイトが先週太目で外を回るロスがあったとはいえクローバー賞では11着と通用しなかったので、時計自体は馬場の速さもあったんだと思うのであまり課題評価しちゃいけないと思いますけど、新馬で0.7負かしたシトロンがダリア賞でも走って0.4差だったのでこれを物差しにするとペルソナリテより強いと計算する事はできそうです。
ちなみに過去10年の新潟2歳Sで、セール出身、前走上がり1位で1着、レース当日単勝4倍未満馬はこれまで8頭走って【4.3.0.1】連対率87.5%と優秀、このデータもこの馬には後押し材料になりそうです。(ただしそこに乗り替わりと条件をつけると【1.0.0.0】とサンプルが減るので、死角があればその辺かも・・・)

3番人気以下なら積極的に買いたいのがルグランフリソン
前走早めに仕掛ける展開になり馬混みを経験してない点は気がかりですが、時計、ラップ的には申し分ない勝ち方。
2F目から仕掛けて道中13秒台のラップが1つもなく上がり3F33.5でまとめられた点を評価したいです。

ウインミレーユも楽しみな1頭。
前走で負かしたドラゴンテリーは不利のある2着だったので4馬身差は信用できませんけど、セレクトセールで1億1千万の値をつけた馬ですしレースっぷりを見ても結構強い馬だと思うのですが、前で競馬をして後方からの競馬となったドラゴンテリーと上がり同タイムにまとめられた点を評価したいです。
この日の馬場で最速上がりをマークした馬は先週終了時点で次走3頭走って1.3.2着とすべて馬券になってます。

あとは前走ダリア賞では1番人気に支持されて4着だったファド
新馬戦で負かした2.3.5.10着馬4頭がすでに未勝利勝ち。
コーナリングはあまり上手じゃないようで前走も外を回るロス+4角でも外に膨らんでの4着でしたので力負けではないと思いますが、少し掛かる面のある馬なんですが、そんなに切れるタイプでもないと思うので前に壁を作って先行できれば・・・人気も落ちて妙味あるのかなと思います。

プリンシパルスターは前走で負かしたニシノジャーニーはかなり強い競馬だと思いますし、全兄フラムドグロワールは朝日杯4着、NHKマイルC3着してるのでマイル自体は悪くないはずですが、その前走新馬戦は1400で消耗戦になってしまった点だけが懸念材料、アレをやってここも好走するようだと相当な器と思いますけど・・・。

金髪のたて髪をなびかせて走る金子オーナーのヒプノティストは1800の新馬戦を勝利。
ただ新潟2歳Sって前走1800組ってどういう訳かあまり好走しないんですよねー。
その新馬戦で2着だったタニセンビクトリーの前走福島の未勝利で強い競馬だったんですけどこれもまた1800戦。
この2頭は個人的にはかなり惹かれるんですが、過去の傾向からはワナの可能性も(笑)

 

続いては登録馬の血統表です。

【新潟2歳ステークス 2015 血統表】
キーンランドカップ 2015 血統表

函館2歳ステークス時も書きましたが、現2歳世代のダイワメジャー産駒はここまで大活躍。
まだ8月終了してませんが、8月終了時点での他世代と比較すると勝ち星はトップ、勝率2位、連対率1位、複勝率57.8%ももちろん1位で2頭に1頭以上が馬券になってます。
中でもノーザンF生産馬に限ると【5.4.5.3】複勝率82.4%、これが牝馬に限ると【3.1.5.1】複勝率90%を継続中。
(下河辺牧場も【1.1.1.1】と優秀です)
ここも3頭のダイワマジャー産駒がスタンバイ、中でもノーザンF生産でプリンシパルスターは注目なのですが、先に書いたように前走のラップが新潟2歳Sにおいてはあまり好みではないのが悩ましいところです。

ルグランフリソンはあまり数は走ってないですけどSmart Strike産駒とイメージすると、ブレイクランアウト、レッドレイヴンがいますね。
この2頭はいずれも東スポ杯2歳Sで最速上がりをマーク、折り合い重視で競馬が行われる事が多くてスローになりがちな2歳戦で切れるタイプじゃないでしょうか。

あとは欧州血統を持つ馬は全般的にいいと思うんですけど、中でもニジンスキー系を母父、母母父、母父の母父のいずれかに内包する馬が10年で8回、現在6年連続で好走中です。
今年は

カネノイロ
シトロン
タニセンビクトリー
トウショウドラフタ
トモジャクール

あたり。
人気ないのばかりなんで穴候補はここにいるかもしれませんね。

 

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