中山金杯2018の好走データ 過去10年複勝100%に該当するのはアノ馬
今年は1月6日からJRAの競馬がスタート。ここでは今年東で行われる最初の重賞、中山金杯2018について過去の好走データの中から10年間で複勝率100%となってるデータを1つ取り上げてみようと思います。
出走馬と騎手とハンデも確定しまして、あとは明日の枠順発表を待つばかり。昨年は◎-◯で的中できたレースなので2年連続的中目指したいところです。
出走馬と騎手とハンデが確定しました!
中山金杯 2018 確定した出走馬
年男内田博幸騎手はトーセンマタコイヤに騎乗。準OP入りして頭打ちの感がありましたが前走で準OP勝ちして今回はディープインパクト産駒得意の重賞初挑戦で1発あるか?
年末の開催を見るとたぶん今週は内が有利な馬場になりそう。
メンバーを最初に見て、穴馬ではショウナンマルシェやブラックバゴが気になりました。ただ中山金杯は2012年以降関東馬では単勝15倍以上の穴馬の好走例がなく、また路盤改修工事以降中山の芝ハンデ重賞でも単勝15倍以上の関東馬は【1.0.1.75】複勝率2.6%しかなく関東馬は人気サイドの馬じゃないとなかなか好走できない傾向。
という訳でショウナンマルシェはこっそり買うとして、基本的には福島記念勝ちウインブライト、休み明けのAR共和国杯で3着に好走したセダブリランテス、毎日王冠で4着に頑張ったダイワキャグニーあたりから本命馬を考えるといいかもしれませんね。
関西馬で穴馬候補だとまずはフェルメッツァ。前走は負けすぎかなあとも思いますが昨年は福島民報杯で2着に福島記念も0.2差負けでの6着。中山金杯は前年福島2000のOP重賞好走馬が結構馬券になるので、穴馬としての資格は充分ある1頭だと思います。
ジョルジュサンクは本来立ち回りの競馬が上手な馬。今みたいな馬場で内枠引けたら重賞でも嵌ってもよさそう。
デニムアンドルビーは前走舌をこしながら走ってそれでも2着に好走。実は古馬のハンデ2000m重賞って牝馬の期待値が高かったりもするのですが、この馬自身は古馬になってから2走連続で馬券になった事が1度もないのでそこはちょっと気になる材料。
中山金杯 2018 血統表
血統面から気になるのは2頭。
1頭目はブラックバゴ。バゴ産駒は中山芝2000が得意で、路盤改修工事以降、単勝50倍未満馬に限ると【3.4.4.1】複勝率91.7%、さらにこれが12~1月開催に限ると【2.4.3.0】複勝率100%と好成績です。斎藤誠厩舎=岩田騎手といえばヌーヴォレコルトでお馴染みのラインでもありますね。
この馬自身2~3歳時はホープフルS、京成杯でも好走してますし、昨年もお正月中山開催で1000万勝ち。追い切りもかなり動いてるので馬券的には狙っておきたい1頭です。
中山金杯は有馬記念で好走した血統がリンクする事が多くて、今年はキタサンブラックが好走した後なので幅広く考えればブラックタイド=ディープインパクト産駒と見る事もできるのですが、ストレートなところだとマンハッタンカフェ産駒のクイーンズリングが好走しているので、ショウナンマルシェは気になる1頭。
明け7歳ですが直近5走は不良馬場で行われた2走前を除くとすべて馬券圏内に好走。立ち回りの上手な馬なのであとは内枠が引ければキャラ的にクイーンズリングと丸かぶりですね。
中山金杯2017 過去10年複勝率100%の好走データ
上記画像馬は中山金杯過去10年において・・・
- 3歳時に古馬重賞で好走歴のある4歳馬
- 斤量56kg以上
以上の条件を満たした馬で全部で4頭が走って【2.1.1.0】とすべて馬券になっています。
10年以上前の時代、中山金杯で好走する4歳馬といえばカリスマサンオペラなどのように軽ハンデの伏兵が多かったのですが、ここ10年はハンデが見込まれた実績馬の方がいいようですね。
今年の出走馬では
ウインブライト
福島記念勝ち ハンデ56kg
が該当。
近年の中山金杯は前年福島のOP重賞好走馬が結構活躍しているので、ウインブライトは福島記念勝ちというのも好感。
他ではダイワキャグニー。馬券にこそなりませんでしたが、毎日王冠では古馬相手に4着。2000への距離延長はどうかなーとも思いますが、一応データ的にはこれも近い馬ですね。
セダブリランテスはハンデが55kgというところが上記データからはズレていますがAR共和国杯組は1着スワーヴリチャードが次走有馬記念で4着、4着アルバートは次走ステイヤーズS1着、8着デニムアンドルビーは次走チャレンジC2着、9着プレストウィックは次走ステイヤーズS3着と高レベル。
データ的にはウインブライトが最有力だと思いますが、仮にウインブライト不発ならダイワキャグニーかセダブリランテス、3頭揃って凡走するのはイメージしにくいですね。