共同通信杯2016の出走予定馬と血統表です
共同通信杯2016の出走予定馬と血統表です。
近年は2012年1着ゴールドシップ2着ディープブリランテ、2014年1着イスラボニータ、2015年1着リアルスティール2着ドゥラメンテなど、その後皐月賞を中心にクラシックで活躍する馬が増えてるレース、今年はスマートオーディン、ハートレーなどの重賞勝ち馬が登録しています。
共同通信杯の基本情報
2016年02月14日(日)東京競馬場11R
芝1800m・Dコース使用(フルゲート16頭)
共同通信杯 2016 出走予定馬
今年はスマートオーディン、ハートレーと2頭の重賞勝ち馬が登録。
スマートオーディンの前走東スポ杯2歳Sは雨上りの馬場でしたが、3~4角で13秒台が2つ並んだスローの決め手勝負を後方外から回して最速上がりで勝利。
ただ共同通信杯は過去10年上がり1位馬は【2.4.3.2】複勝率81.8%ですが、中盤13秒台に落ちる事はほぼないレースで、そういう流れになった時にはそれほど切れない可能性も・・・ある程度いい位置で競馬できればいいと思うんですが。
その点ではハートレーの方がまだ分があるか。
この馬も本質的には瞬発力勝負の馬だと思うのですが、直線で苦しくなると手前を替えながら走る事ができるんですよね。
止まりかけても手前を替えてまた加速するので、結果的に長くいい脚が使えてしまうのがこの馬の武器だと思います。
メートルダールは京成杯3着。
広い府中の方が良さが出るタイプだと思うのでコース替りもいいんじゃないでしょうか。
先週は結構内が伸びる馬場でしたがメンバー的に前で競馬できるタイプは少ないですよね。
その点、展開利がありそうなのはリスペクトアース。
ゲートが開いた瞬間から重心を落として走る馬なので、前で競馬できるのが肉体的に合ってるんだと思います。
あとは穴っぽいとこでは以下の未勝利勝ち時の画像で青で囲ったこの馬→人気ブログランキングB(ディーマジェスティでした)
同じような位置取りで好走した赤で囲った2頭が次走で勝利しているように、外を通って強い競馬でした。
前後半4Fを同日の東スポ杯と比べると
画像の未勝利戦
前半3~5F36.7-49.3-62.1
後半5~3F59.7–47.0-34.3
東スポ杯
前半3~5F36.9-49.3-62.4
後半5~3F60.2-47.1-33.7
距離が1F違いますが前半の流れはほぼ同じ。
後半を比較するとロングスパート戦としては未勝利の方が優秀なラップで、東スポ杯の方は瞬発戦3Fの競馬になっていました。
そういう意味でスマートオーディンよりもこの馬の方が共同通信杯には向いてるような気がします・・・そしてこっちの方が全然人気ない!(笑)
続いては登録馬の血統表です。
共同通信杯 2016 血統表
実は稍重で行われた1週目の傾向もあって、今開催の東京芝レース、人気サイドの馬は父が非サンデー系の方が好走している・・・と書きたくて調べてみたのですが、単勝10倍未満の人気馬で比較してみると意外にも?(意外じゃないんですが笑)父サンデー系の単回値が100超えしてました。
先週日曜日にプレシャスメイトとスマートレイアーが単勝9倍台で勝利しているので100超えは一時的なものかもしれませんが、初日3勝、2日目3勝、3日目2勝、4日目4勝とコンスタントに勝ってますね。
中でも単勝10倍未満=前走上がり1位だった父サンデー系はここまで【8.1.1.7】勝率が47.1%もあります。(特に4角5番手内から上がり1位だった馬は【2.1.0.0】)
スマートオーディンは先に書いた通り東スポ杯がスローだった点が気になってますが、父はダノンシャンティでサンデー系、おそらく単勝10倍未満、前走上がり1位馬ですので軽視はできないですね。
(ダノンシャンティの父フジキセキの産駒もこのレースでは過去10年【2.1.0.2】と好相性)
他で面白そうなのは父サンデー系×母父ロベルト系の配合馬。
2010年13番人気07着カワキタコマンド
2013年04番人気01着メイケイペガスター
2013年09番人気03着マイネルストラーノ
2013年06番人気08着ケイアイチョウサン
2014年07番人気04着マイネルフロスト
と馬券になったのは5頭中2頭だけですが、全体的に人気以上の着順に持ってくる馬が多いです。
今年は
ディーマジェスティ(ディープインパクト×ブライアンズタイム)
メートルダール(ゼンノロブロイ×Silver Hawk)
の2頭が該当しています。