小倉記念 2015 穴馬激走に必要なデータ
小倉記念のデータに関する記事を何か1つ・・・と思って過去に調べたものを色々ほじくり返して改めて思ったのですが、今年はやっぱりメンバーの「質」が少し軽いですよね。
いい馬もいるので軽いと言ったら失礼ですが・・・例年に比べて夏場と重賞実績両方を兼ねそろえた馬が少ないというべきでしょうか。
小倉記念はここ2年間単勝10倍未満に支持された馬が
2013年 1.2.3.4.6着(5着も6番人気で単勝11倍馬だったので、結局1~6番人気が6着までを独占)
2014年 1.2.3.4.6.7着(5着に9番人気馬が突っ込んできましたがそれをのぞけば人気馬が上位独占)
とこんな結果で見事なまでに人気馬が上位を占めてるのですが、例えば去年の1.2.3着馬はいずれも同年重賞勝ち+前年夏に好走歴のある馬でした。
また毎年のように若くて(5歳以下で)、同年の重賞で0.5差内程度の善戦歴があって、前年夏にも好走歴があって・・・という人気馬が好走してるのですが、今年の人気馬を見て見ると
ベルーフ
夏場の実績なし
マローブルー
重賞実績なし 野芝での実績なし
メイショウナルト
高齢
アズマシャトル
野芝での実績なし
ウインプリメーラ
野芝での実績が新馬戦2着と重馬場のローズS5着のみでないに等しい
・・・という感じで万全なタイプが1頭もいません。
今年は3年振りに単勝10倍以上つく馬にも出番があるのではないでしょうか?
そこで今日は過去10年、単勝10倍以上のオッズで好走した馬について調べてみました。
※小倉記念 2015 穴馬激走に必要なデータ
2006年
07人2着ヴィータローザ
前年新潟記念3着+同年中山金杯1着
09人3着ニホンピロキース
父タマモクロスはグリソブリン系
2007年
07人2着ニホンピロキース
前年小倉記念3着+同年の重賞3つでいずれも0.4~0.5差
父タマモクロスはグレイソブリン系
2008年
11人3着ケンブリッジレーザ
母父タマモクロスはグレイソブリン系
2009年
16人1着ダンスアジョイ
母父トニービンはグレイソブリン系
09人3着クラウンプリンセス
前年夏の新潟1000万で3着+同年京都牝馬S0.5差
2010年
09人1着ニホンピロレガーロ
父母父トニービンはグレイソブリン系
2011年
16人2着キタサンアミーゴ
母父トニービンはグレイソブリン系
08人3着リクエストソング
前年夏の新潟で準OP2着+同年東京新聞杯で0.4差
母父トニービンはグレイソブリン系
2012年
09人3着ナリタクリスタル
前年新潟記念1着+同年新潟大賞典で0.4差
小倉記念過去10年=単勝10倍以上で馬券になった馬は全部で11頭いるのですが、その内上記10頭は・・・
・前年夏、野芝の1000万以上のレースで3着内+同年芝マイル以上の重賞で0.5差内
・グレイソブリン系を内包
このたった2つの条件、いずれかに該当してる馬でした。
ここまでわかりやすい傾向が出てるので、それなら今年もここに食いついてみたいですね!
今年の登録馬で見てみると
クランモンタナ
前年新潟記念2着+今年新潟大賞典0.5差
母父トニービン
サンライズタイセイ
母父トニービン
ゼンノルジェロ
前年8月小倉の準OPで2着+同年七夕賞0.5差
タガノグランパ
前年新潟のセントライト記念で3着+同年マイラーズC0.5差
(※新潟のセントライト記念は8週目のものなので連続開催後半で純粋な野芝と言いきれませんが一応)
メイショウナルト
父母父トニービン
前年七夕賞1着等+今年七夕賞0.3差
ちょっとだけハードル下げると
ゲシュタルト
前年小倉日経OP3着+同年七夕賞0.6差(0.5差までとしたいところを0.1だけ緩和しました笑)
この辺が穴馬候補になりそうです。
特に2007年のニホンピロキースと2011年リクエストソングは2つとも該当してる馬でしたが・・・今年もそんな馬が1頭。
クランモンタナ
あ、メイショウナルトも該当しますけどこちらは人気馬なので。
穴馬という視点ならクランモンタナが1番手といえそう。
月曜日メンバー見た時の第一印象ではこの馬と人気ブログランキングAで迷って前記事では後者をランキングに書いたのですが、こうして書き並べてみると面白いのはこちらかもしれませんね。