北九州記念2015の出走予定馬と血統表です

■2015年08月23日（日）小倉芝1200m（Ａコース）
第50回テレビ西日本賞北九州記念

日曜日小倉競馬場で行われるサマースプリントシリーズ第4戦、北九州記念2015の出走予定馬です。
過去10年で三連複万馬券が5本（内10万越えが3本・昨年は三連複で73万馬券・三連単は395万馬券！）、と波乱含みのレースですが、特にフルゲートで行われた年は4回中3回万馬券決着！今年もフルゲート18頭に21頭が登録しており混戦模様となりそうですね。

【北九州記念 2015 出走予定馬】

重賞常連組を差し置いて1番人気に支持されそうなのはデビューから5戦無敗のビッグアーサー。
この位の連勝してる馬はＧ3でいきなり凡走する馬の方が少ないと思うので、まあここも普通に圏内なんでしょうね。
前2走でマイネルエテルネルを負かしてきてる馬なんで、まあその程度なのかなとも思うんですが、3走前の2着馬は函館スプリントＳを勝ったティーハーフなんで馬鹿にしたものでもないか。

サマースプリントシリーズポイント上位からは1位タイのベルカントが登場。ただ前走アイビスサマーダッシュ勝ち馬は過去10年このレースでは【0.0.2.3】と連対なし。
同じバクシンオーの牝馬でカノヤザクラが同ローテで3着してるので馬券圏内ならあっても良さそうですが、個人的には追い切りではＣＢＣ賞の時から仕上がり切っていて、前走がピークだったと思うのでアレ以上の状態で出てこれるかどうかはちょっと疑問に思います。

サドンストームはシリーズポイント9位から参戦。
一時のスランプを脱して最近は安定した着順が続いてますが、3年近く速い時計には対応できてませんので、良馬場だと厳しいかもしれません。ただ今年はエアレーションの効果か、例年ほど速い時計は出てないので多少時計かかるようなら力はある馬。

ベルルミエールはシリーズポイント10位から参戦。
こちらも速い馬場への実績はないのですが、新馬戦が小倉で2歳にしては速い1分8秒台で圧勝している馬なので、意外とこなせる気もします。

近年北九州記念で好走が多いパターンの1つが「前走も小倉芝1200戦で速い時計で走っていた馬」。
今年これに該当するのは開幕週の佐世保Ｓ1着ミッキーラブソングと3着プレイズエターナル。
2頭は同タイムで走破タイムは1分7秒9でこれは過去10年、7～8月良馬場で行われた小倉芝1200戦準ＯＰの中では1番遅いタイムなのですが、今開催の中ではこれが1番時計。
夏の小倉で7秒台がこれ1つしかないってのも珍しい話で、やはりこの結果を見ても今年の小倉の馬場は例年よりも時計は掛かってる事がよく判りますね。

ところで今開催小倉芝1200戦を各クラス別での最速タイムを書き並べますと・・・

新馬　1分9秒9
2歳未勝利　1分9秒5
2歳ＯＰ　1分9秒8
3歳未勝利　1分8秒1
500万　1分8秒1
1000万　1分8秒0
準ＯＰ　1分7秒9

フルゲートで行われた競馬が少ないせいもあるのですがクラス間で大きな差が出てないのも特徴的。
なので今年の北九州記念はいきなり6秒台が出るような事はなさそうで1分7秒台決着と考えるのが自然かなと思います。

1分7秒台決着・・・で浮上するのはこの穴馬→人気ブログランキングＡ（サカジロロイヤルでした）

未勝利戦3着、500万1着、準ＯＰ1着、ＯＰ3着と過去4度の1分7秒台決着ではすべて馬券になってます。
2年前小倉で6秒台で決まった時にも◎打った事がある馬なのですが、その時は速すぎる馬場に対応できず敗れてしまいまいましたが、今年くらいの馬場なら対応できてもいいはず！前走も◎に狙った馬なのでここも注目してる1頭です。

続いては登録馬の血統表です。

【北九州記念 2015 血統表】

過去の好走馬の血統で目につくのはヴァイスリージェント系、ニアーティック系、ボールドルーラー系などアメリカのダート血統を内包する馬なんですが、今開催の小倉芝1200戦でやたらと好走が目につくのはニジンスキー系を筆頭にした欧州ノーザンダンサー系。

オーミアリス（母父Nijinsky）
サトノデプロマット（母母父Caerleon）
セイカプリコーン（母母父Caerleon）
ニンジャ（母母父ラムタラ）
ヘニーハウンド（母父の母父がNijinsky）
メイショウイザヨイ（母父の母父がNijinsky）

ドレッドノート（父母父Lyphard、母父Starborough）
バーバラ（父母父Alzao）
ビッグアーサー（母母父Sadler’s Wells）
マイネルエテルネル（父母父Nureyev）
マヤノリュウジン（父キングヘイロー）

該当馬の数は多いですがビッグアーサー以外は比較的伏兵が多いですよね。
この中に穴馬がいるかも？