富士ステークス2016の出走予定馬と血統表です

富士ステークス2016の出走予定馬と血統表です。昨年こそ人気サイド決着でしたが基本的には波乱傾向の強いレース。過去データを調べてみたのですが今回アノ人気馬は危険な人気馬になるかも・・・???

富士ステークスの基本情報

2016年10月22日(土)東京競馬場11R
芝1600m(Aコース使用・フルゲート18頭に13頭が登録)

富士ステークス 2016 出走予定馬

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G1馬は2頭登録。イスラボニータは2014年の皐月賞馬。同年のセントライト記念を最後に勝ち星から遠ざかってますが昨年マイルCS3着、今年は安田記念で0.3差5着とマイル戦では走ってます。現状ではもう高速馬場は合わないと思うので33秒台決着が多いこのレースには合ってると思うのですが過去10年58kg以上を背負った馬は【0.1.1.6】とこのレース未勝利。

ダノンプラチナは昨年のこのレースの勝ち馬で2歳時に朝日杯FS勝ちのG1馬。2歳G1勝ちなので昨年もこのレースは54kgで出走できたんですよね。今年は57kgを背負わなければいけませんが、前走京成杯AHは休み明けでトップハンデ58kgを背負っての3着ですから使った上積みと斤量減は魅力。

ロードクエストは前走京成杯AHを55kgを背負って勝利の3歳馬。今の時期に55を背負って古馬に通用する3歳馬ってそんなに多くないんですよね。そこで過去10年9~10月の芝重賞で55kg以上を背負って馬券になった3歳馬の次走を調べてみたのですが、以下の通りでちょっと意外な結果が出てきました。

※過去10年9~10月芝重賞=55kg以上で好走した3歳馬の次走成績
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厳密にはダッシャーゴーゴーは2位入選から審議で降着。表にないところで06年アドマイヤムーンは天皇賞秋を3着した後、次走香港Cを2着していますが、国内を走った馬ですと次走成績は【0.0.0.13】で1頭も馬券になった馬はいませんでした。ロードクエストは強い馬ですし、事実皐月賞、ダービーと2000m以上のG1を除けば【3.2.1.0】の複勝率100%馬ですので走られてしまうかもしれませんが、今回は人気に見合った馬ではないかもしれません。

フルーキーは昨年このレースで5着。詰めの甘さも目立ちますが21戦のキャリアの中で掲示板を外したのは菊花賞6着の1度きりという超堅実派。今年は中山記念でドゥラメンテ、アンビシャス、リアルスティールらに継ぐ4着、エプソムCでもルージュバックの2着と強いとことやってきた馬。ここも大崩れはないか。

ガリバルディは前走中京記念で外から差し伸びて重賞初制覇。中京記念の前日に5勝、当日も中京記念を含め4勝と絶好調だった福永騎手が騎乗していたのが大きかったようにも思いますが、同じレースでガリバルディのさらに外から伸びてきたダノンリバティが次走関屋記念で好走してるので、レース内容としては悪くなかったと思います。ただそれまで前目で競馬していた馬が位置取りを変えて好走したので、これで2番があるかはやや疑問。

ヤングマンパワーは昨年このレースで◎に狙ったんですが12着。関屋記念でも2年連続で◎に狙ったのですが、今年は去年よりも成績が安定してますよね。体重の変動が激しい馬なのでその辺が安定してくればもっといいと思うんですが。

ダンツプリウスは3歳馬ですが前目につけて粘りこむタイプという点でヤングマンパワーと同キャラ。ニュージーランドTを勝ってしまったので3歳馬でも斤量は56kgでやや不利か。

ブラックスピネルも3歳馬ですがこちらは54kgでの出走。2走前ラジオNIKKEI賞でこの馬を含め外から伸びた3頭はいずれも次走1番人気に支持されて着外だったので、前走1番人気はやや人気しすぎだったかもしれませんね。ただその前走は直線の馬場の荒れた内側に切り込んで伸びを欠いてるのでこれは見直せる内容、今度は人気からも解放されるでしょうしまだ見限れないか。

ストーミーシーも54kgで出走できる3歳馬。重賞2着のせいで8月以降は1勝馬の身なのに準OPに格付けされて大敗が続きましたが、前走(先週土曜東京10R白秋S)は伸びない大外から追い込んで3着。先週は土日を通して外からの差しで馬券になった馬はほとんどいないのでこれは価値のあった内容。(日曜日の新馬と12Rでいますがどちらも残り2Fでは先頭集団に追いついていました)相手も強くなるし、徐々に内伸びになってきた馬場で先週と同じ競馬では通用しない気もしますし、ミルファームの連闘と聞くとそんなに期待していない馬を使いまくるイメージが強いんですが、それでも少額で買ってみたい穴馬です。

最後にテイエムイナズマ。2歳時は狂気を抱えたような馬でしたが個人的には2013年ダービ^-で直線で1番外からキズナを追いかけて差し伸びてきたのがすごく印象に残ってる馬です。最近はOPで勝ったり負けたりの常連ですが、3月の大阪城Sを観た時は今年は重賞でも・・・と思った馬。2走前は毎日王冠でも穴人気したウインフルブルームを負かしてますし、最近は器用な競馬もできるようになってきましたし、33秒台決着だったら出番はあってもいいはず。

続いては登録馬の血統表です。

富士ステークス 2016 血統表

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近4年の好走馬12頭中11頭がディープ産駒を含みリファール、サドラー、ニジンスキー系いずれかを内包。ディープ産駒自体もこのレースは【3.3.0.4】4年で6連対と好相性です。

今年の登録馬では

ガリバルディ(父ディープインパクト)
ストーミーシー(母父ニジンスキー、母母父リファール)
ダノンプラチナ(父ディープインパクト)
テイエムイナズマ(父母父リファール)
ブラックムーン(母父リファール)
ミュゼエイリアン(母母父サドラー)

がいずれかの血を内包しています。

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