フェアリーステークス 2018 予想

フェアリーステークス2018の予想です。毎年のように荒れる事の多いレースですが今年もポテンシャル高そうな有力馬は外枠引いた事でいろんな可能性がありそう。馬券的には当然穴馬を中心に狙っていこうと思います。

フェアリーS 2018 前日オッズ

土曜日17時半現在の前日オッズは以下の通り。

1番人気トロワゼトワル 5.1倍
2番人気プリモシーン 5.4倍
3番人気テトラドラクマ 6.4倍
4番人気サヤカチャン 6.5倍
5番人気ジョブックコメン 8.4倍
6番人気スカーレットカラー 9.5倍

ここまでが10倍を切る人気。以下ライレローズ12.2倍、レッドベルローズ12.3倍と10倍台は2頭。
その後夜になって少し人気は入れ替わり、どうやら他の券種も見るとプリモシーン、テトラドラクマが1.2番人気になりそうな気配。
ジョブックコメンは鞍上藤田菜七子騎手の応援で単勝だけが売れてるようで、実質ジョブックコメンを除く7頭までで上位人気を形成している印象です。

異常投票馬は?

サヤカチャン
13:50 複勝23万

トロワゼトワル
14:36 単勝40万
16:16 複勝36万

グランドピルエット
15:51 複勝39万
16:36 複勝53万
16:41 複勝20万

スカーレットカラー
16:31 複勝24万

プリモシーン
17:11 複勝24万

今年はこの5頭に動きがありました。
人気が割れるレースは通常前日にこれだけの投票が入る事は珍しいのですが、馬場が内有利なせいか全体的には内枠の馬で勝負しようという感じの票が見受けられますね。

その後夜になってライレローズ(内枠)と逆にこれだけの馬がそんなに人気しないならという感じで大外テトラドラクマにも票が入ってます。

いずれにせよ波乱含みに見える売れ方ですね。

この辺の馬が気になりました

まず能力的に素質を感じるのはプリモシーンテトラドラクマレッドベルローズあたり。
いずれも差しが決まる馬場ならここでは上位の馬だと思うので、差し決着になれば揃って好走する可能性もあるとは思います。

ただし、今の中山の馬場は内有利、前有利。過去の傾向的には外枠の差し馬も来るレースなのですけど、馬場を考えて先行立ち回り系の馬が2頭以上、外の差し馬は来ても1頭までという形で馬券を組立てたいです。

先行立ち回り系の馬ではまずサヤカチャン。2走前は逃げの競馬でラッキーライラックと0.1差ですから自分の形で走れた時は強い馬。松岡騎手は逃げも上手ですし、逃げるには絶好枠。それと札幌で距離2000mを経験してるのはここでは強みです。

グランドピルエットメンバー中唯一牡馬混合特別戦で3着のある馬。アルテミスSで大きく敗れてるせいか中山実績ある割に人気がありませんが、アルテミスSは終始外目を先行するかなりロスのある競馬をしていましたので、あれは全然度外視していい1戦だと思います。
お母さんのザレマはOP時代のターコイズSで2連対に京成杯AH勝ちなど中山マイルは得意でした。それと土曜日の中山芝コースはストームバード系内包馬が結構活躍してましたので、父母父にStorm Catがいるロードカナロア産駒という点も強調できそうです。

トロワゼトワルもロードカナロア産駒。アルテミスSの時は道悪も堪えたようですが、新馬戦を勝った時はCWで最終追い切りをやっていたのを、坂路での最終追い切りに切り替えていたのでその辺も影響していたのかも?今度はまたCWで最終追い切りをかけてきたので状態面では前走以上じゃないでしょうか。

先行系の馬ならライレローズも魅力的。中山金杯でセダブリランテスが勝ったばかりですが、ディープブリランテ産駒は中山マイル戦で4角3番手内の競馬をすると【3.0.1.4】複勝率50%と好成績です。
しかもそれが単勝10倍台の馬に限定すると【3.0.1.0】複勝率100%。ライレローズのオッズがきれいに嵌っていますのであとはスタート決めてきっちり先行すれば1発あるかも?

そしてオッズも加味すると穴馬でもっとも魅力を感じるのはレネットです。一見東京の未勝利を勝ってきただけの地味な馬に見えますが、前走は道中2番手追走から直線ラスト2Fで先頭に立つと11-4-11.8の脚を使っての勝利。東京で勝ちましたが上がりの掛かった新馬戦では差してプリモシーンよりも速い上がりを使ってるように、本来は東京よりも中山の方が向いてる馬なんじゃないかと思います。

中山マイルの牝馬限定戦におけるダイワメジャー産駒の年別成績

ちなみにレネットの父、ダイワメジャー産駒は上記の通りで2011~2013年ごろ、中山マイルの牝馬限定戦で馬券になりまくった時期があったのですが、路盤改修工事以降は以前ほど走らなくなってしまったんですよね。
ただ昨年暮れからの中山開催を見ていると、どうも昔の中山に近いイメージがありまして、実際12月のターコイズSではダイワメジャー産駒のミスパンテールが勝利したりしています。

フェアリーS過去9回=単勝100倍未満馬の生まれ月別成績

それともう1つ面白いデータがあってそれはフェアリーSの生まれ月別成績です。上記はわかりやすく単勝100倍未満馬の馬に限定したデータですが(100倍以上の馬は1頭も馬券になっていないので)フェアリーSは3月生まれの馬が今と同じ条件になってから9年連続で好走中です。
9年間の好走馬27頭中13頭が3月生まれ。その中には11.7.14.10.10.11.7番人気といった穴馬もいますのでこれは注目してみてもいいんじゃないかと思いました。
また以下のようなパターンに該当するとさらに好走確率は高くなっています。

フェアリーS2018 過去9回複勝率70%の好走データ

上記画像馬はフェアリーS過去9回において・・・

  • 3月生まれ
  • フェアリーSで1ケタ馬番を引いて4角5番手内

以上の条件を満たした馬で全部で10頭が走って【4.1.2.3】複勝率70%単回値1295複回値515とすごい数字を残しています。

そしてその中でも2012年に私が◎で狙ったマイネエポナは14番人気で2着、当時私は三連系の馬券が外れてしまって複勝しか獲れなかったのですがそれでも1.880円もつきました。実はレネットは近親にこのマイネエポナがいるんですよね。
マイネエポナも小倉で4戦目の未勝利を勝ち上がってきただけの馬で人気がなかったので、その点でも少し似てるかなと思います。

フェアリーステークスの本命馬は?

前置きが長くなりましたが、このレースは将来性ありそうな外枠の差し馬を買うか?内~中枠の立ち回り系の馬を買うか?という二択じゃないかと思います。

私は後者を選択、◎レネットで穴狙い。

新馬戦の内容からおそらく本質的には東京よりも中山の方が合っていると思える事、今の中山はかつてのダイワメジャー産駒が活躍したような馬場になってる気がする事、先行さえしてくれれば先に書いた3月生まれが高確率で好走しているデータに該当しそうな事、そして2012年にお世話になったマイネエポナが近親にいる事がこの馬を狙ってみようと思うダメ押しになりました。

さらにもう1つ付け加えれば鞍上の三浦騎手は2013年クラウンロゼで10番人気1着、2016年ダイワドレッサーで10番人気2着と人気薄の先行馬で2連対してるのも強みです。

私の勝手な妄想ですが松岡騎手とは仲がいいでしょうから、逃げの手に出るであろう松岡騎手を目標にしてサヤカチャンとの叩き合いを思い描いてるかもしれませんね(笑)

とりあえず先行してだめならあきらめもつくので、ゲートが開いたらいい位置にいて欲しいです。

◯は2000の経験がある逃げるサヤカチャン。

▲は牡馬混合戦3着+ストームバードの血を持つロードカナロア産駒グランドピルエット。

ロードカナロア産駒△トロワゼトワルと、中山マイルは単勝10倍台で先行すると馬券になるディープブリランテ産駒の△ライレローズ。

馬券は単複と上記4頭を対抗列に置いて買ってみます。

予想印と買い目

◎09レネット
◯01サヤカチャン
▲08グランドピルエット
△07トロワゼトワル
△05ライレローズ
単09  200
複09 3.000
馬連
09 → 01 05 07 08 各200(4点)
三連複
09 → 01 05 07 08 → 01 05 07 08 13 14 16 各200(24点)
09 → 01 05 07 08 → 02 10 12 各100(12点)

以上、フェアリーステークス2018の予想でした!

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