朝日杯FS 2015 データ|武豊騎手のG1データ エアスピネルが頭で買える分岐点
朝日杯フューチュリティステークスで人気必至のエアスピネルについて。
ここでは武豊騎手のG1データを基にこの馬の扱いを考えてみました。
もしかしたらエアスピネルの扱いはオッズでわかるかも!?
朝日杯FS 2015 データ|武豊騎手のG1データ
上記画像はこれまで武豊騎手が騎乗したJRAでの全G1レースを対象にオッズ別成績を調べたものです。
調べてみてまず驚いたのが単勝15倍以上は未勝利、20倍以上で馬券になった事があるのも1992年安田記念のムービースター1頭のみなんですね。(ちなみに私が初めて買ったG1レースの馬券はムービースターがこの3走後に2着した1992年天皇賞秋でした、つまり私が競馬を始める以前のお話なんですね)
さすがに名前で売れる騎手だけあって、ちょっとでも可能性ありそうな馬はみんな10倍台以下に人気してしまうって事なんでしょう。
さてエアスピネルはおそらく1倍台の人気になると思うのですが、実際のオッズは何倍になるんでしょうね。
上記データを眺めていると、同じ1倍台でも1倍台前半と後半では大きく違いますよね。
1倍台前半のオッズだと【12.2.0.2】。
着外2頭の内1頭は天皇賞秋サイレンススズカのレース中の事故によるものなので、オークスで4着に敗れたダンスインザムードだけが事実上唯一の着外といってもいいかもしれません。
勝率も高いです。
ところが1.5~1.9倍のオッズになると【6.7.4.7】で着外は7回もありますし、勝ちきれず2着3着というケースも多いですよね。
ちなみに以下のケースに該当した場合は1倍台後半でもハイアベレージで馬券にはなっています。
上記画像は連勝してきた馬で1.5~1.9倍に支持された馬の成績です。
エアスピネルはデビューから2連勝してここに挑みますから、まさにこのパターンに該当してますね。
ハイアベレージで馬券にはなっていますが、とにかく2着が多い(笑)
以上、エアスピネル中心で馬券を組み立てるなら、このようにオッズに注目してみても面白いかもしれませんね。
ただし頭で買えるのが1倍台前半だけ・・・となると結局当たっても配当安いです。
1倍台前半=安くて手が出ない、1倍台後半=勝ちきれないとなるとこの馬を買うならもっとシンプルな馬券を買うべきなのかもしれません。
最後に少しネガティブな事を書くと、これまで武豊騎手は2歳G1での成績は【1.5.5.24】と1勝のみ。
1994年阪神3歳牝馬Sを勝利したヤマニンパラダイスが最後です。
そして前記事でも触れた通り社台ファーム生産馬は今年G1レースでまだ未勝利。
1992年~2014年まで毎年必ず最低1勝はしてるんですけどね、今年は残すところ朝日杯FSと有馬記念(あと中山大障害)だけになってしまいました。
個人的には武豊騎手頑張って欲しいですけどねー。
エアスピネル、まずはオッズに注目してみたいところです。