有馬記念 2015 出走予定馬と血統表です

日曜日中山競馬場で行われる有馬記念2015の出走予定馬と血統表です。
天皇賞秋勝ち馬ラブリーデイや、JC勝ち馬ショウナンパンドラは連戦の疲れが・・・ここで引退を迎えるゴールドシップは年齢と社台系陣営の壁があり人気馬はどれも一長一短。
今年は波乱含みな匂いがしますが果たしてどんなレースになるでしょうか。

 

有馬記念 2015 出走予定馬

有馬記念 2015 出走予定馬

先週も書きましたが

(ファン投票1位)ゴールドシップ   内田博幸
(ファン投票2位)ラブリーデイ   川田将雅
(ファン投票3位)キタサンブラック   横山典弘
(ファン投票5位)ショウナンパンドラ  池添謙一
(ファン投票11位)マリアライト   蛯名正義
(ファン投票12位)ルージュバック   戸崎圭太
(ファン投票13位)ラストインパクト   菱田裕二
(ファン投票15位)ワンアンドオンリー  浜中俊
(ファン投票18位)リアファル   C・ルメール
(ファン投票19位)サウンズオブアース  M・デムーロ

ここまでは変わらず。
で、賞金組は入れ替わりが発生しました。

(賞金上位)
ヒットザターゲット 小牧太
オーシャンブルー H.ボウマン
アルバート A.アッゼニ
アドマイヤデウス  岩田康誠
ゴールドアクター  吉田隼人
ダービーフィズ   田辺裕信
トーセンレーヴ  未定

(除外対象)
ダービーフィズ
ペルーサ
サトノノブレス
マイネルフロスト

となっています。
先週トーセンレーヴがディセンバーSを勝って賞金を上積みした事で入れ替わったんですね。
連闘で出走の意志もあるようです。

 

それにしても今日現在のnetkeibaさんの予想オッズ見ると恐ろしく割れてますね。
へーーーラブリーデイ、ゴールドシップ、ショウナンパンドラじゃないんだ!?

現在1番人気に支持されてるのはリアファル
菊花賞を負けてきた3歳馬というと個人的にはテイエムオペラオーを思い出すのですが、すでに古馬重賞を経験していたオペラオーでも有馬は3着でしたから、リアファルの戦績で1番人気は荷が重い気がしますが・・・
ただ菊花賞は外枠引いて負けてるので内容的には悪くはなかったです。
レーティングでも近年の菊花賞3着馬としては高めの115。
(過去10年菊花賞3着馬のレーティングはローゼンクロイツ109、アドマイヤメイン111、ロックドゥカンブ112、ナムラクレセント111、セイウンワンダー113、ビートブラック113、トーセンラー112、ユウキソルジャー112、バンデ111、ゴールドアクター114なので今年出走の2頭だけが高いですね)

しかし過去の実績ならゴールドシップ
この馬はかつてウィークポイントだった高速馬場や上がりの速い競馬は以前よりは多少こなせるようになったと思いますが、戦法が先行するか、上り坂を使って他馬が苦しむところで差したり位置取りを上げたりの二択しかない訳で、ゲートも遅いこの馬にとって前走の敗因は道中で仕掛けるポイントがない府中だった事がすべて。
中山なら2度の坂越えもあるし、そういう意味でコース替りは大幅プラス。
状態面もJCの時が素晴らしいデキだったので、アレを維持できてれば好勝負になっていいとは思います。
ただ怖いのはやっぱり出走数が2ケタになりそうな社台系の包囲網。
宝塚記念はゲートで自滅する形で終わってしまいましたが、当時も社台系生産馬は13頭いたんですよね。
内田騎手を乗せるのが本気の証なのか?ハナから勝負を捨てて思い出作りの出走なのか?どっちなんでしょうねー。

今年1番活躍した馬といえば国内では文句なしにラブリーデイ
去年までは重賞未勝利だった馬が5歳を迎えた今年だけで重賞6勝ですからたいしたもの。
昔はこれよりももっと数を使う馬はいましたが・・・さすがにこれだけ使い込んで疲れがない訳はないはずで、付け入るならその辺でしょうか。
あとこの馬は上りが掛かると成績を落とすタイプ。
今年の顔ぶれだとその心配は薄そうですが、問題は中盤からのゴールドシップ、これが道中仕掛けて来るようだとラブリーデイが苦しむ場面も・・・。
スローになると見込んで本当に単勝5倍つくならそれはそれで美味しいとも思いますが。

ショウナンパンドラも同様に余力が課題。
オールカマーから始まってこの秋はもうすでに3戦、その3戦すべてがメイチの競馬をしてきたと思うので、どれだけお釣りが残っているか。
デビュー4戦目のフワラーCは1番人気を裏切り5着、昨年も休み明けから500万→紫苑S→秋華賞を好走して4戦目のエリザベス女王杯では6着。
ただ1週前追い切りを見る分には意外と気配がよくてまだ余力は残ってそうにも見えるので悩ましいところです。

 

最終的には枠順を加味して考えたいですが穴候補ならこの馬→人気ブログランキングB(アドマイヤデウスでした)

この馬に関する事は競馬Studyのコラムで書いたのでそちらでもご覧下さい。

【有馬記念 2015 データ】前走ジャパンカップ組でも穴馬アリマス!!

 

続いては登録馬の血統表です。

有馬記念 2015 血統表

有馬記念 2015 血統表

 

まず注目したいのは今さら書くまでもないかもしれませんが母父メジロマックイーンですね。

※有馬記念に出走した母父メジロマックイーン
有馬記念に出走した母父メジロマックイーン

該当した4頭すべてが最低でも1度は4着内を経験し、特にステイゴールド×メジロマックイーンの3頭は3頭共このレースを制しています。
で、今年はもちろんそれがゴールドシップとなる訳ですが・・・課題は先に書いた通り。敵は社台(ペース)と年齢的なものになるんでしょうね。

 

あとはキングマンボ系内包馬
冬場の中山は以前から好走多いなあって思います。

先週も大波乱のターコイズSではダンスアミーガ(母父エルコンドルパサー)が16番人気で2着。
最終Rの牝馬限定1000万のレースでもキンカメ産のティアーモが11番人気で2着してました。
過去の有馬記念でも

2010年14番人気03着トゥザグローリー(父キングカメハメハ)
2011年07番人気02着エイシンフラッシュ(父King’s Best)
2011年09番人気03着トゥザグローリー(父キングカメハメハ)
2012年02番人気03着ルーラーシップ(父キングカメハメハ)
2014年09番人気02着トゥザワールド(父キングカメハメハ)

といった感じで、ステイゴールド×メジロマックイーンとキングマンボで2大勢力になってますね。
今年は

ヒットザターゲット(父キングカメハメハ)
マリアライト(母父エルコンドルパサー)
ラブリーデイ(父キングカメハメハ)
リアファル(母父エルコンドルパサー)

の4頭。

 

そして有馬といえばもう1つ、「ノーザンテースト」の血を内包する馬も注目!
ちょっと古くなってきた血でもあるので、4代内くらいに名前があればいいんじゃないでしょうか。
ステイゴールド産駒がまさにそれなのですが、他にも

アルバート
キタサンブラック
ゴールドアクター
ショウナンパンドラ
ヒットザターゲット

あたりが該当しています。

 

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