新潟2歳ステークス 2015 データ｜前走1600組の狙い目と気になる穴馬

新潟2歳ステークス過去10年の結果を基に、前走距離をヒントに好走データを調べてみました。
このレースは前走1800組がとにかく不振で過去10年で【0.1.1.26】と苦戦しています。
勝ち馬はすべて前走1400～マイル組で、特に前走マイル組は複勝率3割近くありますのでまずはここから走りそうな馬を探してみたいですね。

まずは前走距離別データから。

※新潟2歳ステークス 2015 前走距離別データ

先にも書いた通り勝ち馬はすべて前走1400～1600組から出ています。
前走1400組はダリア賞などのオープン組も多いのですが、前走1600組は新馬未勝利しかいませんので、それを考えたら1600組はかなり優秀だといえると思います。

※新潟2歳ステークス 2015 前走1600組の好走データ

上記画像馬は新潟2歳Ｓ過去10年において・・・

・前走芝1600m戦
・新馬1分38秒未満or未勝利1分36秒未満
・中盤に13秒台は1つまでＯＫ
・上がり4Ｆ目→3Ｆ目にかけて0.8以上の加速がある
・ラスト1Ｆは12秒台前半まで
・4角9番手以内
・上がり1～2位

以上の条件をすべて満たしていた馬で全部で【3.3.1.6】複勝率58.3％単回値105複回値179と好走傾向です。
着外6頭の内3頭も4着してるので方向性としては合ってるはずなんですが、馬券的には4着も18着も同じなのでそこがちょっと歯がゆいですけどね（笑）
で、ここにもう1つ

【前走4角5～9番手】

と条件をつけてみると全部で【2.2.1.0】複勝率100％単回値202複回値376まで上昇します。
つまり前走でもしっかり差す競馬ができてるかどうか？というのが分かれ道になるようですね。
因みに前走4角3番手内だったのに好走した馬を見ると・・・08年セイウンワンダーと11年のジャスタウェイ。
のちのちＧ1馬を勝っちゃう位の馬なら好走できるみたいです。

さて今年の登録馬で上記データに当てはまる馬を探すと・・・・残念ながらドンピシャなのはいませんでした。
ニアピンな馬ですと・・

ウインミレーユ
・前走1600
・新馬で1分35秒7　新馬で35秒台はかなり優秀
・道中13秒台1つもなし＝能力は高いが折り合い面が未知
・上がり4Ｆのラップは12.3-11.7-10.6-11.6で4Ｆ目→3Ｆ目の加速は0.6しかない
・ラスト1Ｆは11.6
・4角3番手
・上がり33.6で1位
もう少し溜めの効く競馬ができてればかなり理想に近かった1頭

ルグランフリソン
・前走1600
・新馬で1分35秒9　新馬で35秒台はかなり優秀
・道中は最初の1Ｆだけ13秒台
・上がり4Ｆのラップは12.7-11.3-10.4-11.8で4Ｆ目→3Ｆ目にかけて1.4秒の加速あり
・ラスト1Ｆは11.8
・4角1番手
・上がり33.5で3位
上がり3Ｆが3位ですけど向う正面から仕掛けて早めに先頭に立ってるのでかなり長くいい脚は使えています。
能力は相当高そうなんですが前向き過ぎるレースをしてしまった点がどう影響するか。

ロードクエスト
・前走1600
・新馬で1分35秒7　新馬で35秒台はかなり優秀（特に6月で35秒台は相当優秀）
・道中は13秒台なし
・上がり4Ｆのラップは12.2-11.4-11.2-11.3で4Ｆ目→3Ｆ目にかけて0.8秒の加速あり
・ラスト1Ｆは11.3
・4角10番手
・上がり33.2で1位

この3頭ですね。
最もイメージに合うのはロードクエストなんですが、行き脚つかず4角10番手だった点が減点。

最後はちょっと例外的なデータになりますが前走1200組のデータを。

※新潟2歳ステークス 2015 前走1200組の好走データ

上記画像馬は新潟2歳Ｓ過去10年において・・・

・前走芝1200m戦に出走
・上がり1位
・0.2差以上つけて勝利
・ターゲットの上りを指数化したＰＣＩ指数が50台

以上の条件をすべて満たしていた馬で全部で【0.1.2.0】複勝率100％複回値650と穴傾向です。
1200組なんで勝ち馬こそ出てませんが、ここまで条件の揃った馬だと全馬が好走してる点は見逃せません。
残念ながらこちらも今年これに該当する馬はいないんですけど、個人的には前走1200組で1頭気になってしょうがない馬がいるんですよね、この馬です→人気ブログランキングＢ
一気にマイルへの延長がいいかどうかわかりませんけど、フットワークの大きな馬なんで広いコースで距離が伸びる事自体はいいはず。
調教師もこのレースを勝利してますけどあの時も1400からの距離延長でしたし、面白いと思うんですけどねー。