天皇賞秋2015の出走予定馬と血統表です

今週日曜日東京競馬場で行われる天皇賞秋2015出走予定馬と血統表です。
今年の秋のＧ1馬の傾向はここまでスプリンターズＳ＝「6歳牝馬」のストレイトガール、秋華賞＝「大外枠」のミッキークイーン、菊花賞＝「母父サクラバクシンオー」のキタサンブラック・・・とちょっと危険な匂いのする人気馬が勝利してますね。
その流れが続くならここはＧ1初挑戦でマークが厳しくなりそうな武豊騎手のエイシンヒカリでしょうか？まだ本当に厳しい競馬での勝利ない馬ですが果たして？

天皇賞秋の日程

2015年11月01日（日）4回東京9日目第11競走
東京芝2000m（Ｂコース使用）

天皇賞秋 2015 出走予定馬

フルゲート18頭に21頭が登録。
出走馬決定賞金順を見るとヤマカツエース、トーセンスターダム、マイネルフロストは除外対象。
ヤマカツエースは先週富士Ｓを使ってるので、上位に回避馬が出ればトーセンスターダム、マイネルフロストの順に出走可能となります。

今年は東西の前哨戦勝ち馬が1.2番人気でしょうか。

ラブリーデイは上半期は使い詰めで宝塚記念勝ちした馬なので、休み明けの前走どうかと思いましたが貫禄勝ちでしたね。
前走の京都大賞典勝ちでこれで今年は重賞5勝・・・あれ？これってなんか凄い記録なんじゃないの？と思って調べてみたところ、

年間重賞8勝
2000年のテイエムオペラオー　10億1.800万

年間重賞7勝
1988年オグリキャップ　3億2.900万

年間重賞6勝
2011年オルフェーヴル　6億6.700万
2012年ジェンティルドンナ　6億1.200万
1994年ナリタブライアン　5億6.300万
1994年ヒシアマゾン　3億2.700万
1986年メジロラモーヌ　2億6.100万

年間重賞5勝
2006年ディープインパクト　7億5.900万
1999年スペシャルウィーク　5億2.400万
2012年ゴールドシップ5勝　4億9.800万
2005年ディープインパクト　4億6.700万
1998年サイレンススズカ　3億6.700万
2015年ラブリーデイ　3億5.500万
1988年タマモクロス　3億5.100万
1987年マックスビューティ　2億2.400万

重賞5勝で3億5.500万の賞金はご覧のとおりの位置。
天皇賞秋を勝つと今度はナリタブライアンに次ぐところまで行きますからココが名馬の中の名馬入りできるかへの試金石となる1戦。（本当は古馬の重賞だけで5勝ってのはすでに充分凄いんですが）
netkeibaさんでは現在単勝3.3倍での1番人気。
エイシンヒカリと人気を分け合う事で単勝3倍・・・いや2倍台後半くらいでもあるなら、それはそれで美味しいのかも？

エイシンヒカリは9戦8勝とまだ傷の少ないキャリア。
まだあまり厳しい競馬を経験していない馬ですが、今回も同型不在、それなりにマークは集まるでしょうけど何が鈴をつけに行きますかね・・・もしかして社台はヴァンセンヌあたりを行かせるのか？
ただ今回は伝説の斜行？で圧勝したアイルランドＴ勝ちした舞台ですが、武豊騎手って純粋な逃げではまだ芝のＧ1は未勝利なんですよね。
これまで2角先頭馬では【0.1.2.12】、連対でも89年の阪神3歳Ｓダイタクヘリオスまで遡らないとありません。
馬券は買っても軽視してもハラハラさせられる存在になりそう？

まったくの人気薄ですが穴で面白そうなのは人気ブログランキングＢ（ラストインパクトでした）
前走は勝ち馬が道中内から2頭目、2～5着馬は道中ラチ沿い追走とロスなく乗った馬が上位に来た1戦、この馬だけが道中内から3～4列目を走り続けて差のないところに善戦しました。
本格化前だったとはいえラブリーデイとは過去3回対戦して3回とも先着してる力関係、それでいてこの人気ならこれはぜひとも買いたい穴馬です。

続いては登録馬の血統表です。

天皇賞秋 2015 血統表

過去10年では2005年と昨年を除く8回で、父が非サンデー系の馬が1頭は好走。
今年の登録馬で父が非サンデー系の馬は

アドマイヤデウス
サトノクラウン
ダービーフィズ
（ヤマカツエース）
ラブリーデイ

あとは、3代内父系にグレイソブリン系orノーザンテースト系を持つ馬が9年連続で好走中。
今年の登録馬では

アドマイヤデウス
イスラボニータ
エイシンヒカリ
カレンミロティック
ダービーフィズ
ダコール
（トーセンスターダム）
ラブリーデイ
ワンアンドオンリー
ヴァンセンヌ

こちらはちょっと該当するのが多いですね。。。