シルクロードステークス 2016 追い切りと前走内容から気になる穴馬
ここではシルクロードステークスについて。
追い切りと前走内容から気になって仕方のない穴馬がいるのでちょっと触れておこうと思います。
馬キャラとBコース替りを考えたらできれば真ん中より内は欲しいところですが・・・
大穴開けたアーバニティ、ケンブリッジエルの前走は?
2011年に14番人気で2着したのがアーバニティ。
そのアーバニティの前走は阪神カップ15着だったのですが・・・
アーバニティは前走阪神カップの3~4角をこの位置で走っていました。
比較的好位につけた馬が上位を独占したレースでしたので、外を回して先行したのはかなりロスある競馬だったんでしょうね。
シルクロードSでも直線は大外強襲という形にはなりましたが6番ゲートから前半はロスなく追走していました。
2012年16番人気で2着したのがケンブリッジエル。
その前走がこちら
こちらはインが無茶苦茶強かったお正月の京都開催で外から差して4着。
シルクロードSでは10番ゲートでしたが前半はロスを抑えて直線も馬場の真ん中あたりを差し伸びて3着しました。
前走準OP4着からというのはかなり買いにくかったですが、ハンデは53kgと前走から4kg減で出てこれたのも良かったんだと思います。
今年の出走馬の前走を観ると・・・
以上のような視点で見るとまず人気馬ならこれ。
ダンスディレクターの前走阪神Cはこの位置から伸びて2着とかなり強い競馬だったと思います。
勝ったロサギガンティアも外を回してダンスディレクターの前を走っていたのでこれも強かったですが・・・3~6着馬はすべて内から伸びてきた馬で、直線外から伸びたのはダンスディレクター1頭だけでした。
3着ビッグアーサーも内から伸びた組なので、このレースの内容だけを評価するならダンスディレクター>ビッグアーサーでいいんじゃないでしょうか。
ビッグアーサーを負かしてるのにハンデが同斤というのも恵まれてると思います。
あとは差しが不利な馬場にならなければですね。
そして同様の視点で見ると穴ならこの馬→人気ブログランキングB(リトルゲルダでした)
この馬の場合は前走で外を回るロスがあったのも去る事ながら・・・
このレースは早めに仕掛けた馬には厳しかったレースで、実際直線早めに抜け出しを計った他の2頭は8着サトノルパン→次走京阪杯1着、9着テイエムタイホー→次走タンザナイトS1着。
人気ブログランキングBはこの形でもサトノルパンに先着してますからここでも充分やれる馬だと思うのですが・・・
問題は少し間隔が開いてる事、過去にはどちらかといえば夏場の方が走ってる事、近況成績など状態面ですね。
しかし昨日水曜日、坂路での追い切りはなかなか良かったです。
映像で観ると騎手が跨ってほぼ馬也なりで単走なのですが
01/27(水)栗東坂路 09:54
51.9-38.0-24.9-12.7(馬也・単走・馬場外目)
おそらく一見すると時計的にも、映像を観た印象でもズバ抜けていいってほどではないと思います。
それもそのはず、追われたのは2回目のハロー掛けから180頭が走った後の馬場の荒れた時間帯なんですよね。
まあこの日は他にも時計出してる馬はいるにはいるのですが、調子の悪い馬はこの時間帯に馬なりで馬場の外目を通ってこの時計はなかなか出ないはずです。
見た目にもちょっとスッキリ見えて、胸前の筋肉とかはやや寂しくも映るのですが、太目が残ってるって事もないんじゃないでしょうか。
色々と割引材料もある馬ですが、これだけ人気がないのなら、外枠じゃなければ馬券は買ってみたいですね。