チャンピオンズカップ2016の出走予定馬と血統表です
チャンピオンズカップ2016の出走予定馬と血統表です。中京で行われるようになって今年で3回目になりますが、昨年は牝馬のサンビスタが優勝して三連単は31万馬券と波乱決着でした。一方でコパノリッキーは2年連続で1番人気を裏切る形。3度目の正直か?2度ある事は3度あるのか?今年はどうなんでしょうか?
チャンピオンズカップの基本情報
2016年12月4日(日)中京競馬場11R
ダート1800m(フルゲート16頭に17頭が登録)
チャンピオンズカップ 2016 出走予定馬
※ブライトアイディア除外対象
(12/1追記)
残念なニュースが入ってきました。
タガノトネールは調教中に骨折して予後不良、ホッコータルマエも脚元怪我をして現役引退だそうです。。。
ダート無敗、6連勝中のアウォーディーが登場。前走JBCは2着ホッコータルマエに3/4馬身差で勝利。着差こそたいした事はありませんでしたが、コーナー6回回る川崎2100を終始内から3~5列目あたりを走ってのものなので1頭だけ2200m以上は走ったんじゃなの?というような競馬でした。昔ハギノハイグレイドという馬が川崎記念で似たような競馬をした事がありましたがロスなく乗ったリージェントブラフに差され結果2着。ふつうは負ける乗り方なんですよね。だけどアウォーディーはこの競馬やって最速上がりなんで、ただただ強いと思います。
川崎記念20161週目1コーナー(3つ目のコーナー)の様子
川崎記念20162週目3コーナー(5つ目のコーナー)手前の様子
川崎記念20162週目4コーナー(6つ目のコーナー)の様子
外目を追走して早めに仕掛けるというのはほとんどのレースでやってる事なのですが、じゃあこういう競馬しかできないのか?砂を被ったらだめなのか?というとそうでもなくてシリウスSでは前半内に潜り込んでそれでも我慢が効いていました。たぶん早めにスパートをかけて、いい脚を長く使いたいタイプだと思うので仕掛けどころでは減速する心配のない外を回りたいんでしょうね。2年前のようなスローで内で包まれた時に死角はあるかもしれませんが、能力の高さは疑いようのないところ、もちろん買います。
ホッコータルマエはかなり取捨に悩む1頭。さすがにもう全盛期の力はないですよね。ダートグレードは高齢馬が長く活躍する条件なので見極めは難しいですが、オッズと相談でしょうか。前走は多少目標にされるところはありましたが、展開的には楽だったと思いますし、最後までアウォーディーに喰らいついたところはさすがでしたが、どう乗ってもアウォーディーに勝てたようなは気はしないし、そういう意味ではうまくいっての2着だったのかなあと。
コパノリッキーは昨年の成績をみているとどうも冬場がよくない説は正しいような気がするし、この馬こそ揉まれる競馬は嫌なタイプ。かといってここで逃げるほどダッシュ力はないし、外から仕掛ける競馬ではアウォーディーにかなわないだろうし、差す形になると決め手で見劣るし、どう乗っても乗り方が難しそう。チャンピオンズカップで2度人気を裏切ってる事を考えてもコース替りはプラスと思えませんしここを好走するイメージは薄いです。(この秋はタレントオーナーの馬が活躍してるのでそこだけは怖いですが笑)今回は買いません。
相変わらず人気はするでしょうけどノンコノユメ。前走は去勢明けで直線も挟まれる不利があっての4着。今度は昨年2着に好走している舞台。昨年は思いっきり差し追込み決着になってしまいましたが、チャンピオンズカップの着順は東京大賞典ではそのままダイレクトに反映されていましたので、だいたい力通りに決まったレースなのかなと思っています。
サウンドトゥルーも同様に昨年3着を評価。ホッコータルマエとは勝ったり負けたりの力関係ですが、中京で激戦をイメージするとこちらの方がやや上かなあという印象。追い切り動かない馬なので評価難しいです。。。
ロワジャルダンも昨年4着を評価で、サウンドトゥルーと同じような感じかなと。今年フェブラリーSでも◎打った馬なんで馬券はココも付き合いたいです。底力に欠ける気はしますが、今回出走する差し馬の中ではまだ器用さがある方かと。
穴っぽいところで注目してるのはそのロワジャルダンを前走で負かしているアポロケンタッキー。前走みやこSは道中内目追走馬が掲示板を占める中、この馬だけが終始外外を回る競馬で勝利。実はこの馬、今回人気するなら嫌いたい戦績リズムの馬ではあるのですが、それほど人気しないようなので。
大穴で武蔵野Sで◎打ったメイショウスミトモ。前走は距離の短いマイル戦をレコード決着ではお呼びでなかったですが、上がりが掛かれば足りていいはず。できればもうちょっと持ち時計あるといいんですが、2走前みたいな36秒台の上りなら使えるので昨年のような競馬になれば見せ場以上あっても。。。。
ゴールドドリームは取捨に悩みますねー。自分の常識では3歳馬は古馬との初G1(特に旧JCD=現在のチャンピオンズカップ)は3歳馬にとっては基本的には経験を積むレース、買うならその次と思うのですが、昨年はノンコノユメがいきなり通用しましたし、差しが決まる中京に変わった事でなんともいえないです。。。ラニもまた然り。
続いては登録馬の血統表です。
チャンピオンズカップ 2016 血統表
血統で考えるとやっぱりアウォーディーはよくわからない馬ですよね。兄弟にアムールブリエとラニがいますから、牝系がダートなんでしょ?って結論にはなりますけどお母さんは天皇賞秋馬ですからね。。。まあダートは問題ない事はもうわかりきってる事なのでそこにケチをつけるつもりはありませんが1点だけ引っかかるの、別の面での父ジャンポケ。
ジャングルポケット産駒のG1馬といえばアヴェンチュラ、オウケンブルースリ、クィーンスプマンテ、ジャガーメイル、トーセンジョーダン、トールポピーといますがG1を連勝した馬はまだ1頭もいないんですよね。アヴェンチュラとトーセンジョーダンは連勝でG1を勝って、その次のG1では2着しているのでアウォーディーも凡走するイメージは薄いですが、何かに負ける可能性はあるかもしれません。
ただこの条件でサンデーの血を持ってるのはいいと思います。昨年大穴を開けたサンビスタもスズカマンボでしたし、一昨年穴をあけたナムラビクターも父はゼンノロブロイでした。今年の登録馬では
アウォーディー
コパノリッキー
ゴールドドリーム
サウンドトゥルー
ノンコノユメ
ブライトアイディア
ブライトライン
メイショウスミトモ
ラニ
ロワジャルダン
ちょっと数が多いですが父か母父サンデーはこのあたり。
あとは中京ダ1800の高額条件はヴァイスリージェントorキングマンボ内包馬で。
こちらは
アスカノロマン
アポロケンタッキー
ゴールドドリーム
サウンドトゥルー
ホッコータルマエ
ロワジャルダン
の6頭が該当。