天皇賞秋 2016 予想
天皇賞秋2016の予想です。当初は1~3番人気以外の馬のどれかを◎にしようとかと思っていたのですが、思ったより人気が被ってないので上位人気の中の1頭を素直に中心視しました。
天皇賞秋の◎馬は?
天皇賞秋2016の予想、◎はモーリスにしました!
今週競馬sutdyのコラムでも書きましたが
天皇賞秋は現在7年連続で社台系生産馬がワンツーしているレース。過去10年で馬券になった馬30頭中25頭はグループの生産馬なんですよね。
今年の場合はグループ生産馬は7頭と少な目ですがモーリスはノーザンF代表の奥様吉田和美おーなー所有馬ですし、さらには辻牧場の2頭アンビシャス、アドマイヤデウスとメジロ牧場ですけどサトノノブレスは短期放牧の際はいずれもグループの外厩先を使用しています。
・・・という訳で今年も非社台系で人気のエイシンヒカリさんはノーマークにします。グレイソブリン系内包で単勝5倍未満馬はここ10年、去年のこの馬以外は全馬が馬券になってるのですが、この馬だけが好走できませんでしたし、私の中では近年の牝馬で最強だと思ってるダイワスカーレットですら勝てなかったレース。やっぱり天皇賞秋での逃げ馬は相当厳しいと思います。
それ以外の人気馬ルージュバックやアンビシャスも少し割り引きたいです。データ的には過去10年=前走毎日王冠で上がり3位内=レース当日単勝20倍未満馬は【3.2.1.3】と買いなのですが、今年の場合は毎日王冠が外伸び馬場だったんですよね。1~3着はいずれも外から伸びてきた馬でしたからその価値はやや低いような気がしています。
という訳で上位人気で残ったモーリスが◎。
馬混みの中でほとんど競馬をしていない、距離に不安がある、調整過程が、枠が・・・といった理由でこの1年半の間1度も◎に狙った事のなかった馬なのですが、それでも走っちゃうスーパーホース。
昨年のマイルCSの時はいかにも次の香港を睨んだ調整過程で、しかも休み明けの外枠でしたが勝利。次走香港マイルもGチャンネル競馬コンシェルジュ古谷さんのお話ではかなりひどい調整過程だったらしいのですがそれでも勝利。今年の安田記念の時は検疫の関係でトレセンに帰れず、本来群れで暮らすはずのサラブレットなのに1頭だけで府中で滞在して調整・・・そんな環境の中でも2着。札幌記念は初距離と渋った馬場、外枠・・・という中での2着と、どんなに悪い環境でも力を出してきた馬です。
今回は早めにトレセンに戻って順調に乗り込んでるようで、1週前追い切りの時点から好気配。前走で距離へのメドも立ってますし、今日は雨の心配もなし。揉まれた経験がほとんどない馬なので例年より頭数が少ない15頭立てもいいでしょうし、エイシンヒカリが飛ばしてくれれば馬群はさらにばらけるでしょうし、何より持久戦になるのもいいと思います。それでいて1本被りの1番人気にならないのなら、ここから入ってみようかなという結論です。
問題は対抗列なのですが・・・当初はラブリーデイとステファノスを買いたかったんですよね。
しかし枠順を見てそれ以上に買いたいと思ったのが4枠2頭。
モーリス、ルージュバック、ラブリーデイとできれば外から被されたくない馬や、前走内で詰まったステファノスなどはみんな馬場の中外を回って来るでしょうから、馬場の内目を差して来る馬が面白そうです。
〇はアドマイヤデウス。前走は直線でラストインパクトとラブリーデイが内に絞ってきて、追い出しのタイミングが少し遅れた分の2着。パトロールを見ると岩田騎手とルメール騎手はムチを振いあってヤリあってるようにも見えました(笑)直線半ばでラブリーデイがやっと馬場の真ん中へ行き進路が開いたところで岩田騎手は右ムチに持ち替えてやっと追い出し。もうワンテンポ早く動けれいればキタサンブラックを交わしていてもおかしくない内容でした。
京都大賞典直線入り口の様子。ラストインパクトがラブリーデイを締めた事でアドマイヤデウスの進路がなくなります。
岩田騎手左ムチで「ルメール(ラブリーデイ)!邪魔だ!どけ~!」と言ってる?様子。
やっと進路が開いて伸びるもすでにキタサンブラックがゴール!あと一歩届かず。。。
アドマイヤデウスはその前走時からCWでの最終追い切りに調教パターンを変更。ただ前走時は時計が出ていたとはいえ馬場の真ん中あたりを走っての追い切りでしたし、ラスト1Fは12.0という事になっていましたが、見た目にはかなり脚が上がっていました。今回は馬場の大外を回っての調教でラスト1Fも11秒台、追われるとしっかりと手足が伸びて前走以上の好気配に映ります。昨年の天皇賞秋では18番枠を引いて4角18番手から直線最速上がりを使いましたが、今年は中団くらいの内で脚を貯めて、直線も内からスルスルと伸びて来るような競馬を観たいですね。父母父にはトニービン、9年連続このレースで好走中のグレイソブリンを内包。
▲はサトノノブレス。アドマイヤデウスが前走で迫った相手がキタサンブラックなら、こちらが前走で迫った相手はゴールドアクター。内目の枠を引いた時の成績がいい馬ですし、この馬も母父にトニービンがいます。
相手3頭目は昨年の勝ち馬△ラブリーデイ。前走京都大賞典3着のレーティングが117とかなり高め。今回はベストの2000、年齢を考えても今回が最後のメイチ勝負なんじゃないでしょうか。1週前追い切りがかなり物足りない内容に見えたのですが、最終追い切りは抜群に良かったのでここに来ての上昇度は魅力。8枠は不利とはいっても今年は15頭立て。そしてこの馬も母母父にトニービン。
という訳で今年の天皇賞秋は◎モーリスから三連複で、対抗列にはトニービン持ちの3頭を、3列目は4歳馬とステファノスを入れたフォーメーションで買おうと思います。
天皇賞秋 2016 予想印と買い目
◎08モーリス
〇06アドマイヤデウス
▲07サトノノブレス
△15ラブリーデイ
×14ステファノス
×03アンビシャス
×09ルージュバック
×12リアルスティール
×04サトノクラウン
×13ヤマカツエース
三連複
08 → 06 07 15 → 03 06 07 09 14 15 各400(12点)
08 → 06 07 15 → 12 各200(3点)
08 → 06 07 15 → 04 13 各100(6点)
馬連
08 → 06 07 各200(2点)
08 → 15 400
ワイド
08 → 06 07 各800
08 → 15 1.400