スワンステークス 2016 予想

2016年10月28日 [競馬予想, 重賞予想]

スワンステークス2016の予想です。ここは過去のデータと近年の追い切り傾向から穴◎馬を絞り出しました。

スワンステークスの好走データ

ここはまともに予想するとアルビアーノ、フィエロ、サトノアラジンあたりに落ち着いてしまうんですよね。本当はダンスディレクターを穴目で買いたかったけど、浜中騎手は2013年以降このコースでは1～3番人気馬【8.4.2.7】複勝率66.7％に対して4番人気以下馬だと【1.1.0.23】と穴馬では買いにくい数字が出てますし、スワンＳ自体も過去10年馬体重470kg未満馬は【1.1.0.35】複勝率5.4％とかなり悪く、しかもそこそこ人気もしそうです。

という訳で今回はそれほど色気があった訳ではない穴馬をなんとか絞り出して◎にしました（苦笑）以下のデータを使って予想しています。

※4歳馬
過去10年の年齢別成績をみると3歳馬複勝率17.4％、5歳馬歳馬複勝率14.3％、6歳馬複勝率10.3％、7歳以上馬複勝率11.1％に対して4歳馬は【4.5.4.17】複勝率43.3％と飛び抜けていいですね。09年以外は毎年必ず1頭は馬券に絡んでいます。

※近年はダンチヒ系？
ここ2年は2014年ミッキーアイル、フィエロが1.3着。2015年もアルビアーノとフィエロが1.2着とダンチヒ系内包馬が4頭馬券になっています。結局馬券になってるのは人気馬ばかりなのですが2014年には最低人気だったサドンストームが4着してるので、ちょっと注目してみたいですね。

※坂路での追い切りで後傾ラップをマークした馬

1週前追い切り～最終追い切りのどこかで
東西問わず坂路コースの追い切りで
4Ｆ55秒未満且つ1Ｆ毎に加速する後傾ラップ

2013年ダイワマッジョーレ、2014年サンライズメジャーとフィエロ、2015年アルビアーノ、フィエロ、オメガヴェンデッタ・・・とここ3年の好走馬9頭中6頭は上記のような追い切りメニューを消化してきた馬でした。

今年はダンスディレクター、ブラヴィッシモ、アルビアーノ、ラインハート、ティーハーフが後傾ラップで時計を出しています。フィエロは過去2年と違って最後の1Ｆで伸ばせていないのでそこは少し気になりますね。

スワンステークスの本命馬は？

上記データを踏まえ、スワンステークス2016の予想、◎はブラヴィッシモにしました。

データ的に好走確率の高い4歳牡馬。（同じ4歳馬でも牝馬は【0.0.1.4】に対し牡馬は【4.5.3.13】複勝率48％あります）父Fastnet Rockはダンチヒ系の種牡馬です。

栗東坂路の1週前追い切りでは14.5-14.2-12.6-12.2と1Ｆ毎に加速する後傾ラップを踏んでいます。最終追い切りではラスト2Ｆが12.2-12.6と掛かっていますがハロー駆け間近の馬場の荒れた時間帯でしたのでそれほど気にしなくていいかと思います。

本当は前走1400組の成績も悪いのですが、これはこの時期1400の重賞がない為だと思うんですよね。その前走仲秋Ｓで2.3着に負かした相手はどちらも次走で準ＯＰ勝ちしてますし、今年はこの馬自身阪急杯でも3着してるので重賞でもやれていいはずの馬。その阪急杯勝ち馬ミッキーアイルは2014年のこのレースの勝ち馬ですし、2着オメガヴェンデッタは昨年このレースで2着してますから、それならブラヴィッシモもスワンＳで好走しちゃわないかなーと妄想（笑）