京都大賞典2016の出走予定馬と血統表です
京都大賞典2016の出走予定馬と血統表です。キタサンブラックや過去3年の勝ち馬が揃って登録していますが、馬券的にはアノ馬が面白そうです。
京都大賞典の基本情報
2016年10月10日(月祝)京都競馬場11R
芝2400m(Aコース仕様・フルゲート18頭に10頭が登録)
京都大賞典 2016 出走予定馬
G1馬キタサンブラックが登場。ディープインパクトを最後に菊花賞を勝って翌年天皇賞春も勝って・・・という4歳馬はいませんでしたが、過去30年、そんな戦績の馬の4歳秋初戦を調べると
91年メジロマックイーン 京都大賞典1着
93年ライスシャワー オールカマー3着
02年マンハッタンカフェ 凱旋門賞13着
03年ヒシミラクル 京都大賞典2着
06年ディープインパクト 凱旋門賞3位入選失格
凱旋門賞に行った2頭はともかく国内を走った3頭はいずれも馬券圏内に好走。勝ちきれるかどうかはともかくとして、ある程度恰好はつけてるようですね。ただし近年時計の速い決着になった年は差し馬優勢な傾向なんで同型ヤマカツライデンがどんな競馬をするかで影響が出るかも。
過去10年=前走宝塚記念組はもちろんそれなりに好成績なのですが、意外と前走着順は関係ない感じ。キャリア16~30戦馬は【2.2.2.4】複勝率60%と好成績なんでここは狙い目っぽいですね。
ラブリーデイは前走宝塚記念4着でキャリア30戦。昨年のこのレースの勝ち馬でもありますね。昨年は1年間で重賞10戦もして2400以下では【6.0.1.0】と大活躍でしたが、今年は大坂杯4着、香港のクイーンエリザベス2世カップで4着、宝塚記念4着と得意距離だけを走ってるのにまだ3着内なし。衰えもあるのでしょうけどこの辺で結果が欲しいところ。
ラストインパクトは一昨年のこのレースの勝ち馬。宝塚記念は7着でキャリア28戦。ラブリーデイとは過去7回対戦して4勝3敗の力関係。2走前はドバイに遠征してポストポンドが勝ったレースでドゥラメンテから1馬身半差の3着。ディープ産では数少ないステイヤー寄りな馬なんで休み明けという点がマイナスでしょうか。
ファタモルガーナはラストインパクト以上にステイヤーなディープ産駒。前走天皇賞春では単勝160倍の16番人気でキタサンブラックから0.5差7着に善戦。そもそもがキャリア22戦の中で1度しか入着を外した事のない善戦マン(せん馬だからもう「マン」じゃない?笑)、ただその唯一入着できずに9着に敗れたのが京都2200の京都新聞杯なんですよね。長期の休み明けでもありますし、走るとすれば次走以降でしょうか。
サウンズオブアースは昨年このレースで2着。暮れには有馬記念でゴールドアクターと0.0差の2着など現役では最強クラスの「2勝」馬。ただ年明けゴールドアクターに2kgもらった日経賞でも逆転できませんでしたし、やっぱりこういうところが「2勝馬」なんでしょうねえ。天皇賞春から間隔開いてどうか。
ヒットザターゲットは2013年のこのレースの勝ち馬。同じノースヒルズ生産のキズナが凱旋門賞に遠征したのと同じ週でしたよね。さすがに衰えあると思うのですが忘れた頃に走る馬なので正直よくわからないです。まずは内枠欲しいところ。
ヤマカツライデンは上がり馬的な存在ですね。レースをみると相当スタミナありそうに見えるので、京都2200よりももっと長いところで1発がありそうな気がします。
メンバー見渡して面白そうな気がするのはアドマイヤデウス。G1の成績が【0.0.0.7】に対し、G2以下では【5.1.4.0】複勝率100%。(一昔前にエアシェイディという馬がいましたが、この馬も5歳くらいまではG3以下だけ走る馬でしたねえ)1~3番人気になる事はないでしょうし、だったらこれが◎でもいいかなくらいの気持ち。週末までに気が変わらなければ(笑)
続いては登録馬の血統表です。
京都大賞典 2016 血統表
ディープ産駒は過去8回走って【1.0.2.5】とそれほどでもないですね。ただし牝系がミスプロ系だった馬に限ると【1.0.2.1】複勝率75%。内訳はトーセンラーが2度の3着で、あとはラストインパクトの1戦1勝なんで、今回出走するラストインパクトは適正面では問題ないでしょうね。(当時のメンバーレベルはともかく・・・)
過去10年で8回馬券になってるのはグレイソブリン系内包馬。今年の登録馬では
アドマイヤデウス
ヒットザターゲット
ラブリーデイ
の3頭。今年もここから馬券になる馬が出るか?