青葉賞2016の出走予定馬と血統表です
青葉賞2016の出走予定馬と血統表です。一昨年は今週天皇賞春で1番人気になるゴールドアクターも出走してたレースなんですよね。今年は登録馬が15頭とこのレースにしては少な目ですが、メンバー的には小粒ながらもすでに重賞で好走歴ある馬と2200以上を好走している馬がそこそこ揃って意外と好メンバー、ダービーはわかりませんが先々に向けて楽しみな馬もいるかもしれませんね。
青葉賞の基本情報
2016年04月30日(土)東京競馬場11R
芝2400m(Aコース使用・フルゲート18頭に15頭が登録)
2着までに日本ダービーへの優先出走権が与えられるトライアルレースです。
青葉賞 2016 出走予定馬
今年はすでに重賞でも好走歴ある馬と、2200以上の距離実績ある馬が結構揃いましたね。
まず重賞で好走歴ある馬だとまずプロディガルサン、折り合い万全というタイプではないですけど距離が2000になった芙蓉S勝ちと早い時期から距離を克服。当時負かした相手は重賞だとかなり足りない面々なんですが、追われると全身を使って走れる馬で着差以上に強い印象はありました。ディープ産駒がこれまで苦手としていた東スポ杯でも外から寄せられた勝ち馬のムチにひるむシーンがありながらも2着と悪い内容ではなかったです。
メートルダールは京成杯と共同通信杯3着馬。共同通信杯では後方から外から押し上げて3着、前半内で足を貯められた勝ち馬でのちの皐月賞馬ディーマジェスティと0.3差ありましたが、内容的には同等くらいの評価しておきたいです。府中で距離が伸びる2400と条件的にはここは悪くないでしょう。
ただし青葉賞では近年重賞で好走歴ある馬はあまり馬券にないですし、この2頭はまだ馬群を捌くような経験をしてないので死角があればその辺でしょうか。
データ的に注目したいのはすでに距離を克服してる組。中でも以下のパターンには注目です。
上記画像馬は青葉賞過去10年において・・
- 単勝50倍未満
- すみれS3着内or2200m以上の特別戦勝ちあり
- 馬体重480kg以上
以上の条件をすべて満たしていた馬で全部で【2.3.5.7】複勝率58.8%単回値178複回値214と好走傾向です。
昔からある程度は好走してますが、特に近年は重賞組があまり馬券にならなくなってその分こちらのデータ該当馬が台頭してる印象、2013年は3頭しかいない該当馬同士で1.2.3着して三連複400倍、三連単42万馬券になるなどここ3年は該当した5頭すべてが馬券になっています。
- アルカサル(水仙賞勝ち/前走522kg)
- ノーブルマーズ(ゆきやなぎ賞勝ち/前走476kg)
- レッドエルディスト(大寒桜賞勝ち/前走502kg)
- ロスカボス(すみれS3着/前走502kg)
- ヴァンキッシュラン(アザレア賞勝ち/前走488kg)
オッズと最終的な馬体重はわかりませんが、おそらくは今年はこの5頭が該当しそうです。どれもそれなりに魅力ありますが、この中では人気ブログランキングB(レッドエルディストでした)に穴の期待!
続いては登録馬の血統表です。
青葉賞 2016 血統表
皐月賞の時にも書きましたが、今年のディープインパクト産駒牡馬は全体的に例年よりも使いだしが遅く明らかにクラシックを意識して使われていて、(まだ4月は終了していませんが)4月終了時点の重賞成績を比較しても以下の通り。
※ディープ産駒牡馬=3歳4月終了時点での重賞成績=世代別比較
皐月賞ではこれまで未勝利でしたが、ここでもディープ産駒が1.2.3着するなど、今年の3歳世代牡馬はここまで【6.3.2.9】勝率30.0%連対率45.0%複勝率55.0%、さらには単回値、複回値、獲得賞金、1走ありの賞金、平均着順・・・どすべての指標においてその成績は優秀です。
青葉賞でも昨年こそ不発に終わりましたが通算【1.2.3.8】複勝率42.9%とまずまず好走傾向ですし、先週のフローラSは牝馬のレースではありますけどこれまでディープが苦戦していたレースで13番人気馬が馬券になるなど、今の馬場はディープ寄りに向いてる印象もあるので、今年もこの産駒は軽視できないでしょうね。プロディガルサン、レーヴァテイン、ヴァンキッシュランのいずれかは馬券になるんじゃないでしょうか。
あとは府中の中長距離といえばゼンノロブロイ産駒。青葉賞でもこれまで7頭が走って4頭が馬券になっています。単勝10倍未満の馬だと【1.1.1.0】で今年はメートルダール?牝系にナスルーラを内包する馬だと3.1.13.15番人気が走って【1.0.2.1】複勝率75%で今年はレッドエルディスト?こちらも注目です。