日本ダービー 2016 穴でも買いにくい消去法

日本ダービーといえば1番人気が好走確率が高いレースとして有名ですが、一方で穴馬の好走もそこそこ多い方かと思います。しかし、そんな穴馬でもなかなか買いにくいパターンがいくつかありますので、ここでは過去30年の結果を基に穴でも買いにくい消去法としてまとめてみました。

日本ダービーの消去法・こんなタイプは苦戦傾向

重賞の消去法データはわがまま♪新馬券生活!!さんの記事をよく拝見しますが、今回は私も過去30年の穴馬を対象に色々調べてみました。

外枠

単勝15倍以上且つ17番から外ゲート【0.0.2.62】

1991年までは今よりも出走頭数が多かったんですよね。それもあるので17番から外ゲートと書きましたが具体的には17~24番ゲートになります(もちろん現在は最大18頭立てですから17~18番だけが対象です)単勝15倍以上の馬に限ると上記の通りで64頭が走って馬券になったのは2頭のみ。複勝率は3.1%しかありませんでした。

馬券になった内の1頭は1989年24番ゲートから3着したサーペンアップ、1コーナー24番手、4角19番手という絶望的な位置からの追込みでした(画質悪いですけど動画見つけちゃいました笑1989年日本ダービー – ウィナーズサークル)ダービーTRでもない重賞でも時代の青葉賞勝ち馬だったんですね。

もう1頭は2003年18番ゲートから3着したザッツザプレンティ、ラジオたんぱ杯2歳Sの勝ち馬でしたし、のちに菊花賞を制するほどの馬なので単勝オッズ25.4倍は人気がなさすぎたって事なんでしょう。

という訳でそんじょそこらの穴馬では外枠引いた時点で厳しいようです。

ちなみに2番ゲート【0.0.0.14】9番ゲート【0.0.0.20】12番ゲート【0.0.0.22】も苦戦中。

前走1.2秒以上負け

単勝15倍以上且つ前走で1.2秒以上負けてきた馬は【0.1.1.88】複勝率2.2%

好走した2頭は1987年2着サニースワローと2011年3着ベルシャザール。いずれも前走で逃げor2番手と前で競馬して負けてきた馬でした。

キャリア

単勝15倍以上且つキャリア4戦以下だった馬は【1.0.0.48】で複勝率2.0%

好走したのは日本のラムタラと言われた1996年の勝ち馬フサイチコンコルドだけですね。フサローオーナーはお元気なんでしょうか?ただしこのデータに関しては4着は3頭いますし、今年はともかく少しレベルの低い世代なら近い将来また馬券になる馬が出てきそうな気はします。

単勝15倍以上且つキャリア10戦以上だった馬は【0.1.1.73】で複勝率2.7%

馬券になった2頭は1996年3着メイショウジェニエ(皐月賞3着)と1998年ボールドエンペラー(皐月賞6着)と皐月賞でもソコソコ走っていた馬ですね。1999年以降は【0.0.0.33】で馬券になってるのは1頭もいません。

前走G1・G2以外で3着以下だった馬

前走G1・G2以外で3着以下だった馬は【0.0.1.42】複勝率2.7%

好走したのは2走前に皐月賞3着のあった1996年メイショウジェニエだけです。

セール低価格馬

セール出身で取引価格が1000万未満の低価格馬は【0.0.0.13】複勝率0%

こちらは出走数も少ないですけどさすがに1頭も馬券になっていませんでした。

消去法で消える馬は?

おそらく上位人気グループにいるであろう6頭サトノダイヤモンド・スマートオーディン・ディーマジェスティ・マカヒキ・リオンディーズ・ヴァンキッシュランを除く中で上記消去法に引っかかる馬を探してみると・・・

外枠(枠順確定後に追記しました)

前走1.2秒以上負け

キャリア4戦以下

キャリア10戦以上

前走G1・G2以外で3着以下だった馬

該当なし

セール低価格馬

この辺の馬が引っかかりそうです。

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