天皇賞春 2017 予想 キタサンよりサトノ推しの理由
天皇賞春2017の予想です。ここは週半ばから◎は決めてまして2強以外のアノ馬から。相手はとりあえず2強を買いますがキタサンブラックよりもサトノダイヤモンド推し。果たしてその理由とは？
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桜花賞ではソウルスターリングの単勝に4000万近くのお金をかけた人もいたそうですよね
天皇賞春はサトノダイヤモンドとキタサンブラックで本当に鉄板なんでしょうか？
新聞に載ってるのは木曜日までの情報
繊細なサラブレッドの体調は刻一刻と変わりますし、外厩が進んだ今はトラックマンにも判断不可能な情報が多いです
「単勝1.4倍のソウルスターリング」ですら負けるのが現代の競馬
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天皇賞春の予想をする前に思ったこと
まず予想をする前にテレビの競馬番組を観ていて思った事があります。それは情報がぐるーっと一周しちゃってるなあという事。
ＪＲＡのＨＰにあるデータコラム、netkeibaさんのような競馬サイトや、私らのようなブログを書いて情報発信する人達がこぞって
- 2強オッズはなかなか人気2頭で決まらない
- 天皇賞春は1番人気が弱い
- 内枠が強い
- 外枠が不利
- トニービンの血がいい
- ディープは長距離重賞だめ
などなど・・・。
以前だったら一部の人しか知らなかった事を情報発信すると、それをおそらくネットで検索して観るであろうテレビ関係者が「2強オッズはなかなか人気2頭で決まらない」などとテレビで話す訳です。
その結果今回のような2強オッズなら以前は馬連で200円を切る事も多かったのに、土曜日夕方の時点で260円、今これを書いてる朝8時の時点では280円もつけてるんですよね。
今週は競馬studyでも2強オッズの事を書きましたけど、今回私が想定していたような2強オッズ（1.2番人気は単勝2倍台で3番人気のオッズは2番人気の4倍以上）だとグレード制導入後のＧ1レースで8回あって、実際人気2頭で決まったのはわずかに2回だけ。
なので馬連280円でも期待値が低い事には変わりないのですが、それでも以前に比べれば2割はお得な配当。情報がぐるぐる回るとこういう面白い現象が起こるのだと感じる事ができました。とりあえず目先のレースだけを当てたい人なら、馬連280円はそんなに悪い配当ではないかもしれません。
ちなみに誰もが知ってる内枠有利説。昨年も書きましたけど、グレード制導入後Ｃコース使用は14回レースが行われて、勝ち馬はすべて実際1～7番ゲートから出ています。あとＣコース使用時の前年の勝ち馬はたしか全頭が翌年も連対していたはず。
あとは時間がなくて詳しく調べていませんが、たしか菊花賞3着内馬も内枠引くとアベレージが上がっていたような気がします。
そう考えるとキタサンブラックはかなり堅そうに見えるのですが・・・今回2強対決の軍配については、個人的にはサトノダイヤモンドかなあと考えています。
今回は長くなりますが本命馬のお話の前にその辺から・・・。
サトノダイヤモンド＞キタサンブラックと考えた理由
まずはキタサンブラック自身の問題
キタサンブラックって普段から厳しい鍛錬を重ねて強くなってきた馬だと思います。追い切りはいつも結構負荷かけて、それでもいい動きをして、カイバをたくさん食べて体も増やしてここまで強くなってきました。
厳しい稽古を重ねて強くなったというのは人間でいえばオリンピック選手やプロのアスリートなんかと同じですし、本当に頭が下がる思いがします。
ただ今回1点気になるのは大阪杯の時はいつも以上に時計を出して厳しい調教をしちゃった事。パドックでも割とリラックスして周回していた有馬記念の時と違って、大阪杯の時はツルッ首で内にぐっと気合いを秘めた感じで、素人目には完璧な仕上がりに見えました。
キタサンブラック 大阪杯2016パドック
キタサンブラック 有馬記念2016パドック
キタサンブラック 大阪杯2017パドック
大阪杯は2000mの中距離戦。すでに菊花賞と天皇賞春とＪＣと長いところは勝ってますから、今後種牡馬としての価値を高める意味で何が何でも勝ちたかったのが大阪杯なんじゃないかと思います。
前向きさのある馬が中距離仕様の完璧な作りをした後に距離を伸ばすとどうなるか・・・？並みの馬なら自滅する事が多いでしょうね。だけどそこはキタサンブラックなので大きく崩れる事はないとは思いますが、それでも完璧に仕上げた大阪杯後という点は気になります。
前走がピークで今回はその余力での戦い。それでもサトノダイヤモンドを負かす事ができたらこれはもう化け物なんじゃないでしょうか？すでに化け物の域に入ってますけど、勝てたら勝てたで凄い勝利だと思うし、そういう意味で今日はレースを観るのが楽しみです。
サトノダイヤモンドの推し材料
次にサトノダイヤモンドですけど枠はちょっと外すぎましたかね。それとこの馬も気性的に気難しい面はありますし、菊花賞を勝ってるとはいえ長距離重賞は基本的にダメなディープ産駒なので盤石ではないと思いますが・・・
今回
- グレード制導入後の平地Ｇ1レース
- 単勝2番人気のオッズが2倍台
- 単勝3番人気のオッズは2番人気の4倍以上
以上のような条件で「2強オッズ」について調べてみたのですが（詳しくは【天皇賞春2017】過去の2強オッズを調査！）
この記事に書かなかった事があってそれはレースでの2強の上り比較です。
直近のモノから書きますと
2011年ＪＣＤ
トランセンド 上がり6位で1着
エスポワールシチー 上がり9位で3着
2005年秋華賞
エアメサイア 上がり1位で1着
ラインクラフト 上がり3位で3着
1999年宝塚記念
グラスワンダー 上がり1位で1着
スペシャルウィーク 上がり2位で2着
1998年天皇賞春
メジロブライト 上がり2位で1着
シルクジャスティス 上がり5位で4着
1996年天皇賞春
ナリタブライアン 上がり3位で2着
マヤノトップガン 上がり6位で4着
1993年宝塚記念
メジロマックイーン 上がり2位で1着
メジロパーマー 上がり10位で10着
上がりタイムの発表されてるものでみるとご覧の通り
2強オッズの時は速い上がりを使った方がもれなく先着してるんですよね。
それ以前の1992年の天皇賞春は映像で確認しましたがトウカイテイオーが骨折もあって失速しているのであきらかにメジロマックイーンの方が速い上がりを使ってます。
唯一映像を観てもわからなかったのが1991年の阪神3歳牝馬Ｓ。
ただ全体的にはマークされるよりもマークできる方が有利という事なんだと思います。
サトノダイヤモンドの懸念材料は3点。気性的に自滅しないか？外外回る先行で距離をロスしすぎて最後脚が上がってしまわないか？丈夫な子が少ないディープの仔で怪我なく無事に回ってこれるかどうか？
この辺さえクリアできれば以上のような理由で、私はサトノダイヤモンドはキタサンブラックに先着するものと考えています。
まあそれ以上にキタサンブラックが強かったらお手上げですけどね（笑）
天皇賞春の本命馬は？
さて前置きが随分長くなってしまいましたが、◎は最初から決めてました！
アルバートさんよろしくお願いします！！
近年の天皇賞春は「直近の2200以上でレースの上り4Ｆが47秒を切ってる重賞を好走している馬が毎年1頭は好走しています。
今年はそれがダイヤモンドＳしかないので3分も掛からずに◎は決まりました。
これでアルバートが外枠引いてたらまたちょっと悩んだと思うのですが、幸い7番ゲートとデータ的には悪くない枠を引けましたし、勝てるかどうかはともかく、狙い目としては私の脳内ではこの馬以外考えられませんでした。
ダイヤモンドＳはスローで内目を立ち回った馬が上位に来る中、この馬だけが大外から1頭だけ伸びてきましたし、ハズレても喰いのない◎です。（できれば好走して欲しいですが・・・）
馬券は単勝と2強へ馬連、あとは2頭と組んで三連複で流そうと思いますが、気持ちの上では◯サトノダイヤモンドに頑張って欲しいです！
あとはサトノ→キタサン絡みの三連単を少しだけ押さえます。
予想印と買い目
◎07アルバート
◯15サトノダイヤモンド
▲03キタサンブラック
単勝 500
馬連
07 - 15 300
ワイド
07 - 15 1.500
三連複
07 → 03 15 → 01 03 06 15 各500（5点）
07 → 03 15 → 02 04 08 09 10 12 13 16 17 各100（18点）
三連単
15 → 03 → 01 06 07 各600（3点）
15 → 01 06 07 → 03 各400（3点）
15 → 07 ⇔ 01 06 各100（4点）
PR天皇賞春、予想を決定づける面白い情報がでてきた！
枠順が決まり、あとはレース直前までの情報集めの時間となりましたね！
大注目のキタサンブラックは、2枠3番。最高！と言っていいでしょう！
また調教後の馬体重は±0。最高の仕上がりです。
そして、サトノダイヤモンド。8枠15番。
不安点が残る枠順となってしまいました。
さぁどうなるか！
キタサンブラックが馬券に絡まないとかあり得るのでしょうか！？
不安が残りながらも、サトノダイヤモンドが激走を見せるのでしょうか！
とにかく、しっかり予想をしていきたいと思います！
ちなみに皆さん、どういった情報から予想していますか？
競馬新聞の人気投票や他人の評価、
又は、血統や前走データ、仕上がりなどから予想している人が多いと思います。
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