宝塚記念2016とリンクするレース
ここでは近年の宝塚記念とよくリンクしているレースについて取り上げてみました。昨年は◎に狙ったデニムアンドルビー(10人2着)や11人3着で穴を開けたショウナンパンドラがこれだったんですよね。果たして今年はどうでしょうか?
宝塚記念は同開催のアノ重賞結果に注目
※宝塚記念とマーメイドSのリンク傾向
2008年
マーメイドS
1着トーホウシャイン(父スペシャルウィーク)
宝塚記念
3着インティライミ(父スペシャルウィーク)
2009年
マーメイドS
1着コスモプラチナ(父ステイゴールド)
3着リトルアマポーラ(父アグネスタキオン)
宝塚記念
1着ドリームジャーニー(父ステイゴールド)
3着ディープスカイ(父アグネスタキオン)
2010年
マーメイドS
3着テイエムオーロラ(母父トニービン)
宝塚記念
3着アーネストリー(母父トニービン)
2011年
マーメイドS
ブロードストリート(母父コジーン=グレイソブリン)
宝塚記念
1着アーネストリー(母父トニービン=グレイソブリン)
2012年
マーメイドS
1着グルヴェイグ(母父トニービン)
2着クリスマスキャロル(母父トニービン)
宝塚記念
2着ルーラーシップ(母父トニービン)
2013年
マーメイドS
1着マルセリーナ(父ディープインパクト)
宝塚記念
3着ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)
2014年
マーメイドS
3着フーラブライド(母父メジロマックイーン)
宝塚記念
1着ゴールドシップ(母父メジロマックイーン)
2015年
マーメイドS
2着マリアライト(父ディープインパクト)(母父キングマンボ系)
宝塚記念
2着デニムアンドルビー(父ディープインパクト)(母父キングマンボ系)
3着ショウナンパンドラ(父ディープインパクト)
マーメイドSと宝塚記念は距離こそ200m違いますが同じ開催でどちらも2度の坂越えがあり同じコーナー4つのコース。
ご覧の通りで血統的には毎年リンクしてるんですよね。
特に2011年を除くとストレートに父か母父がリンクしていました。
今年のマーメイドSの結果をみると
1着リラヴァティ(ゼンノロブロイ×Singspiel)
2着ヒルノマテーラ(マンハッタンカフェ×Concern)
3着ココロノアイ(ステイゴールド×デインヒル)
でした。
これを宝塚記念のメンバーに当てはめると今年はストーレートに同じ父や母父はいませんね。ゼンノロブロイの仔もマンハッタンカフェの仔もステイゴールドの仔もいません。
となると今年唯一該当するのはこの穴馬ですね→人気ブログランキングB(タッチングスピーチでした)
母父は系統で括るとどちらもサドラーの系統になります。
前走を観るとちょっと物足りない気もしますが、雨が降って上がりが掛かってくれれば馬券圏内はあってもよさそうです。
(06/23読者の方から大変参考になるご意見頂きましたので以下追記します!)
この記事ではマーメイドSで3着内に入った馬を取り上げましたが、3着と同タイムの馬も参考にされてみては?といった感じのご意見を頂戴しました!
たしかにそうですよね。接戦の着順は人間が勝手に決めてるだけですので、走ってる当人(当馬?)たちにとってはハナ差の3着も4着も同じようなものでしょう。
今年のマーメイドSは3着ココロノアイの4着シュンドルボンはハナ差しかありませんでしたし、枠やハンデを考えたらむしろ4着シュンドルボンの方が強い競馬だったと思います。
その4着シュンドルボンはハーツクライ×エルコンドルパサーですね、
今度は一気に該当馬が増えてしまいますが(笑)
カレンミロティック(父ハーツクライ)
シュヴァルグラン(父ハーツクライ)
フェイムゲーム(父ハーツクライ)
マジェスティハーツ(父ハーツクライ)
ワンアンドオンリー(父ハーツクライ)
アンビシャス(母父エルコンドルパサー)
マリアライト(母父エルコンドルパサー)
今年はハーツクライ産駒か母父エルコンを買う宝塚記念という考え方もありそうです。
ちなみにハーツクライ産駒は2200以上の重賞成績は【11.20.8.67】複勝率36.8%複回値114もあるのですが、これが距離短縮馬に限ると【1.1.1.21】複勝率12.5%複回値39まで激減します。
宝塚記念もカレンミロティックが一昨年2000→2200で好走しましたが、距離短縮で挑んできた馬は【0.0.0.5】とまだ好走例はありませんしね。今年のハーツクライはほとんどが距離短縮馬なのでその辺は気になる材料です。
母父エルコンに関しては2200以上の重賞での距離短縮は【0.1.0.5】でこちらも2着1本のみ。ただしサンプルがたったの6Rしかないので正直よくわかりません。
ただし母父キングマンボ系という事ですとデニムアンドルビーが一昨年距離延長ローテで5着、昨年は距離短縮で2着してますので、どちらかといえば今回チャンスがあるのは母父エルコンドルパサーの方かなあという気がします。
クラシックでちょっと足りなかったような馬の好走も多い!
2006年(京都開催)
3着バランスオブゲーム(菊花賞5着)
2007年
1着アドマイヤムーン(皐月賞4着)
2008年
3着インティライミ(ダービー2着)
2009年
1着ドリームジャーニー(ダービー5着、菊花賞5着)
2010年
1着ナカヤマフェスタ(ダービー4着)
2012年
2着ルーラーシップ(ダービー5着)
2013年
2着ダノンバラード(皐月賞3着)
2014年
3着ヴィルシーナ(オークス2着、秋華賞2着)
2015年
2着デニムアンドルビー(オークス3着、秋華賞4着)
ご覧の通りで宝塚記念では、3歳時のクラシックは未勝利で、だけど掲示板くらいに善戦していたような馬の好走も多いです。
今年の登録馬ですと・・・
サトノクラウン(ダービー3着)
サトノノブレス(菊花賞2着)
ステファノス(皐月賞5着)
ラストインパクト(菊花賞4着)
このあたりが該当。