スプリンターズＳ2015を好走する？追い切りパターンで気になる2頭
過去の好走馬の追い切り内容を分析して傾向を探り、いつもだとメルマガの方でお届けする事の多い●●を好走する追い切り（調教）パターンですが、今回は先週Ｃコースで行われた3鞍だけで見られた好走パターンなので記事にしてみました。ここで気になったのはウキヨノカゼとサクラゴスペルの2頭です。
スプリンターズＳ2015を好走する？追い切りパターン
先週からＣコース替りになった中山芝コース。
芝1200戦は土日で3鞍行われましたが、好走馬にはちょっとした偏りが見られました。
土曜中山01Ｒ（2歳未勝利）
5番人気1着ハタノインサイト
2週前追い切りでポリトラック使用
8番人気2着キョウエイアムール
最終追い切りはウッドコース馬なりで4Ｆ追い、馬場の三分どころを使用
土曜中山11Ｒ セプテンバーＳ
10番人気1着ヤサカオディール
2週連続ポリトラックで追い切り
12番人気2着カシノワルツ
中2週でしたがウッドコース馬なりで3Ｆ追い1本のみ
6番人気3着アブマーシュ
1週前追い切りと中間月曜日の追い切りはウッドコースでしたが、馬場の五分どころを使用
日曜中山07Ｒ 500万
4番人気3着オートクレール
1週前追い切りでポリトラック使用
最終追い切りは馬なりでＣコース使用
これら6頭の好走馬の特徴を一言でまとめるなら「負荷の軽い、スピード調教」ですね。
特にセプテンバーＳなんかは33.3-34.6とそこそこ厳しく流れたレースでしたが、そこでこの軽さが求められたのはかなり意外な気がしました。
※現在の美浦ウッドコースは外側からウッドチップの入れ替えが行われており、外を通ると負荷が掛かり、内を通るとスピード調教となっています。（次週には今度は内も入れ替わってるはずです）
ちなみにオールカマー2着ヌーヴォレコルトは普段はウッドコースの外側を使う事が多い馬なのですが、今回は岩田騎手の判断で内目を回ってきたのだそうです。
今週はもしかしたら雨の影響も出そうなので、先週のこの傾向が生きるかどうかわかりませんけど、もし、先週同様それなりに時計の出る馬場でしたら、またこのような傾向が続くかもしれません。
スプリンターズＳの追い切りをチェックしてみたところ、これらに近い内容の追い切りとして特に気になったのは2頭。
モロにこれだろって追い切りしてたのはウキヨノカゼ。
牝馬なんで最終追い切りはいつも軽めの調整がほとんどの馬ですが、今回も軽めですね。
水曜日の追い切りでは元騎手の菊沢調教師が跨ってウッドコース4Ｆ追いで52.1-38.5-13.0.
馬場の真ん中あたりを単走で走ってました。
サクラゴスペルは先週ウッドコースの外目を通って5Ｆから時計を出してましたが、今週はそれよりやや内を通って4Ｆ追い、馬なりで併せ馬先着。
この厩舎にしては珍しく軽めの調整ですね。
他ではフラアンジェリコは個人的にスプリンターズで買いたいと思いませんがずっと軽い調整してますよね。
関西馬ならミッキーアイル。
開門からまだそれほど時間の経っていない時間帯の坂路、併せ馬で外に馬を置いて馬場の真ん中あたりを通って馬なりで好時計をマーク。
あとはベルカントもいつも通り坂路で内ラチ通っての追い切りですが、この馬はいつも馬場の荒れた時間帯でのものなので、これはこれで素晴らしい追い切りですがスピード調教のカテゴリに入れていいのかどうかは判断に迷うところです。
その他の馬の追い切りジャッジは・・・
明日のアナコーメルマガ版ではいつも通りその他追い切り映像の提供されてる全馬をチェックして「追い切り映像チェック馬」として掲載します。
ちなみに先週の神戸新聞杯では上位は
・神戸新聞杯
【Ｓ】リアルスティール → 1番人気2着
【Ａ】リアファル → 3番人気1着
【Ｂ】タガノエスプレッソ
【Ｂ】マッサビエル
とジャッジしてました。
リアルスティールはダービーの時よりもいいと思ったので滅多に出さない【Ｓ】評価をしました。
先々週も
・ローズＳ
【Ａ】シングウィズジョイ
【Ｂ+】レッツゴードンキ
【Ｂ】タッチングスピーチ → 7番人気1着
・セントライト記念
【Ａ】サトノラーゼン
【Ｂ】ジュンツバサ → 10番人気3着
上位はこのようなジャッジをしてました。
1頭1頭時間をかけて分析して解説してますので、ぜひご覧頂ければと思います。
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