スプリンターズステークス 2015 予想
スプリンターズステークス2015の予想です。
ここは2000年以降で【4.4.1.1】複勝率90％データの馬から入ろうと思いますが、その前にまずは今週展望記事でも触れた軽視したいと書いた人気馬について書かせて頂きます。
ストレイトガールを軽視したい理由
展望記事で軽視したいと書いた人気馬はストレイトガールでした。
以下金曜日のアナコーメルマガ版よりコピペ。
今年のヴィクトリアマイルを好走した時は正直驚きました。
強い内容だったと思いますし、戸崎騎手と藤原厩舎のラインは高確率で馬券になってます。
前走は休み明けの叩き台、今回は国内最終戦、この秋はここが大目標だったのも間違いないところでしょう。
これまでの実績を考えても強い馬であるのは間違いありませんし、ここを勝たれても仕方のない実力は持ち合わせた馬だと思います。
しかしそれでも今回この馬を買うのは少しリスクが大きいなと感じています。
●ストレイトガールの不安材料その1・・・スプリント路線の6歳牝馬
スプリント路線って1戦1戦の消耗が激しいんでしょう、やはり短命な馬が多いんですよね。
※データ1
過去20年＝10～12月の芝1200m重賞＝6歳牝馬【0.2.1.18】複勝率14.3％複回値139
一見するとこのデータ、複勝率は年齢を考えれば悪くないですし、複回値も139あるので買いなのでは？とも思いますが、この3頭はいずれも使い込まれていいタイプの馬なんですよね。
エイシンバーリン
カネツテンビー
ヘイローフジ
といった馬がそうなのですが、エイシンバーリンはデビュー当時を含め休み明け5戦目以降に4勝、カネツテンビーは5勝、ヘイローフジは3勝していました。
叩かれて叩かれて良化するタフさがあったと思うんですよね。
しかしストレイトガールはここまで9勝を挙げていますが、その内8勝は休み明け4戦目までに挙げています。
※データ2
過去20年＝距離問わず10～12月の芝Ｇ1＝6歳牝馬【0.1.2.32】複勝率8.6％
こちらでも見ても6歳牝馬には厳しい数字が並びますね。
好走できた3頭はスイープトウショウ、テイエムプリキュアに外国馬のサプレザ。
いずれも過去にＧ1勝ちがあり、同年も男馬相手にＧ2以上のレースで連対経験がありました。
ストレイトガールは昨年12月の香港スプリントで3着はありますが、今年はまだ男馬相手では馬券にすらなってません。
●ストレイトガールの不安材料その2・・・キャリア20戦を超えてから1200→1600ローテで重賞勝ち
これまで長く競馬をやってきて思うのですが、1600→1200の短縮で重賞を勝つ馬はたくさんいますが、1200→1600の延長ローテで重賞を勝てる馬ってかなり少ないですよね。
これがまだキャリアの浅いところなら多少理解もできるのですが、キャリアと年齢を重ねた馬になるとかなり希少です。
ストレイトガールは今年高松宮記念→ヴィクトリアマイルというローテーションでキャリア26戦目にして悲願のＧ1勝ちを果たしました。
過去20年、このローテーションでマイル重賞勝ちした馬は4頭しかいないのですが、その後の成績を見てみると、ちょっと残念な数字が並んでいます。
・99年京成杯ＡＨを勝利 サンライズアトラス（5歳時・27戦目）
→その後重賞4戦+ＯＰ6戦の計10戦をして【0.0.0.10】、掲示板すら0で引退
・00年京都金杯を勝利 キョウエイマーチ（6歳時・25戦目）
→その後フェブラリーＳ11着→黒船賞3着→マイラーズＣ6着の【0.0.1.2】で引退
・00年マイラーズＣを勝利 マイネルマックス（6歳時・31戦目）
→その後ＯＰ1戦+Ｇ3を3戦+Ｇ2を2戦+Ｇ1を3戦+交流重賞1戦の計10戦して【0.0.1.9】
・02年安田記念を勝利 アドマイヤコジーン（6歳時・20戦目）
→その後スプリンターズＳは2着しましたが、マイルＣＳ7着→香港マイル4着で引退【0.1.0.2】
4頭のその後の成績は全部で【0.1.1.23】複勝率8％となっています。
キョウエイマーチの3着1本は地方の交流重賞でのものですので、中央の重賞で馬券になった馬といえばアドマイヤコジーンただ1頭という事になります。
ストレイトガールは以上の2つの不安点を抱える上に、今回人気の一角に支持されそうです。
どのデータで見ても可能性は0％ではありませんが、少なくとも勝つのはかなり至難の業になると思いますし、今回私は他の人気馬から入るので、相手に入れてもまったく妙味がないんですよね。
3列目くらいなら買ってもいいのですが、私個人は今回は回収率を重視して馬券でも思い切って消してみる事にしました。
果たしてこれがどう出るか・・・汗
＜レース後追記＞
まったくもってひどい見解でした、すみません。
それにしてもストレイトガールは今更ですが凄い馬ですね。
グレード制導入後10～12月のＧ1を6歳以上の牝馬が制したのは、1989年のＪＣの外国馬ホーリックス以来で、国内馬ではストレイトガールが初めてです、恐れいりました。
スプリンターズステークス 2015 予想
◎は人気ブログランキングＤに期待！
※スプリンターズＳ２０１５-過去14年で複勝率90％好走データ
上記画像馬はスプリンターズＳが今の季節に行われるようになったからの2000年以降、中山で行われた年限定で
・前走8月以降の芝1200重賞且つ3Ｆ目が10秒台のレースで4角5番手内で5着以内
・キャリア11戦以上20戦以内
・過去に芝1200戦なら1分7秒台、1400なら1分20秒台で連対経験あり
上記条件をすべて満たした馬は全部で【4.4.1.1】複勝率90％単回値193複回値262と好走傾向です。
（さらにこれが当日3番人気以内だった馬に限ると【4.3.0.0】連対率100％となっています）
（データは00年以降で調べましたが結果的に該当馬は07年以降に集中していました）
今年この条件に該当するのが◎ただ1頭だけなんですよね。
正直いって今回の追い切りでは個人的にはあれ？と感じる部分もあるにはありました。
物凄く些細な点なのであまり気にしなくていいいのかなとは思ってますが、そういう部分を含め不安材料もいくつかあるにはあるのですが・・・最大の懸念材料はどの枠を引くかというところにあったのですが、その最低限の条件は無事クリアしてくれました。
中央の芝Ｇ1でこの先、この鞍上に◎打てる機会ももうそうそうないのかな？と思ったりもしまして、人気ですけどこの馬から入ります。
〇はアクティブミノル。
2走前1400～1600→前走芝1200重賞の期待値の高いローテ馬。
やっぱりこのレースはスプリント一辺倒の馬よりも別路線から来た馬をなるべく買いたいです。
同様の理由でスプリントではまだフレッシュな▲ウキヨノカゼ。
去年のサマースプリントチャンピオンですが大きく人気を落としそうな△リトルゲルダに究極仕上げの△ハクサンムーン。
馬券は以上4頭と組んで買ってみます。
【スプリンターズステークス 2015 予想】
◎人気ブログランキングＤ（ベルカントでした）
〇09アクティブミノル
▲06ウキヨノカゼ
△03リトルゲルダ
△08ハクサンムーン
三連複
◎ → 03 06 08 09 → 01 02（10）14 以外へ総流し 各100（34点）
◎ → 06 08 09 → 12 13 各100（6点）
ワイド
◎ → 06 08 09 各1.800
◎ → 03 600