オールカマー2016の出走予定馬と血統表です

オールカマー2016の出走予定馬と血統表です。昨年は好走データに該当した牝馬2頭のワンツーでしたがショウナンパンドラが快勝、上位数頭はその後も重賞で活躍する高レベルレースとなりました。先週同コースで行われたセントライト記念は人気2頭のワンツー決着、オールカマーでもマリアライトとゴールドアクターが人気しそうですがここに割って入る馬は出てくるでしょうか。

オールカマーの基本情報

2016年9月25日(日)中山競馬場11R
芝2200m(Cコース使用・フルゲート17頭に12頭が登録)

オールカマー 2016 出走予定馬

グランプリホース2頭が登場。

ゴールドアクターは昨年の有馬記念勝ち馬。昨年は夏の函館から5連勝でのG1勝ちでした。今年は天皇賞春で1番人気に支持されるも12着大敗。しかし近年の天皇賞春って外枠引いた1番人気が軒並み沈んでるんですよね。そういう意味ではまだまだ巻き返しの余地はあるはず。ただしこの馬の生涯においてのピークは昨年~今年の日経賞までの5連勝だった可能性もある訳で、連勝が止まってここから再び連勝街道まっしぐらというのはちょっとイメージしにくいのも事実。同じスクリーンヒーロー産駒のモーリスは連勝が止まって2着→2着と来てますがこの馬はどうでしょうか。

マリアライトは今年宝塚記念でグランプリ勝ち。昨年有馬記念では4着、当時そこでゴールドアクターに敗れ、続く日経賞でも再びゴールドアクターに敗れましたが内容的にはそんなに悪くないものでした。有馬記念は上位入選馬の中で最も距離ロスしてましたし、日経賞はスローでこの馬が苦手とする速い上がりでの競馬。流れ1つでゴールドアクターに逆転の余地はまだあるように思います。データ的には前走宝塚記念掲示板馬は過去10年【3.3.1.1】複勝率87.5%なのでここは馬券になる可能性は高そうに思えます。

穴っぽいところで気になるのはショウナンバッハ。昨年は夏の新潟で1000万勝ち→準OP2着、その後JCでは最速上がりをマークして今年はAJCCで3着とこのコースでも好走。この時期の重賞全般にいえる事ですが、オールカマーでも野芝で好走歴ある馬が毎年のように好走してるんですよね。現時点では野芝実績ある馬の中ではこの馬が1番面白いかなあと思ってます。

続いては登録馬の血統表です。

オールカマー 2016 血統表

先週も書きましたがディープインパクト産駒は中山2200は基本的にはそれほど得意ではない舞台。セントライト記念の場合は現3歳世代はちょっと特別で克服するとみて予想しましたが、オールカマーだとそこはやや微妙な気もします。マリアライトは昨年このレースでは5着。ただ今年はその後G1を2勝しての参戦なのでもちろん昨年以上は期待できると思います。

ただしディープインパクト産駒って古馬の重賞を連勝する馬ってかなり少ないんですよね。国内の芝平地重賞で、前走古馬重賞1着→今回も古馬重賞に出走した馬の成績は【3.11.9.37】と連勝できたのはわずかに3頭だけ(2014年金鯱賞ラストインパクト、2015年毎日王冠エイシンヒカリ、2016年阪神牝馬Sスマートレイアー)海外も含めるとエイシンヒカリは2度の連勝がありますけど、国内で連勝する場合は今のところはすべての馬が一生に一度だけ。マリアライトはまだその一生に1度を使っていないのでここがその番になるかどうか。だけど過去の多くのディープ産と同じなら2着3着の線かも。

一方今年中山で行われた芝重賞は全部で17鞍ありましたが、その中で17頭の好走馬を出してるのがロベルト系内包馬。そういう意味では父がロベルト系のゴールドアクターの方に分があるんでしょうか。。。他ではアクションスターもロベルトの血を内包しています。

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