エリザベス女王杯2015の出走予定馬と血統表です
今週日曜日京都競馬場で行われるエリザベス女王杯2015の出走予定馬と血統表です。
昨年は◎ラキシスから的中できたレースなんで今年も的中目指して頑張りたいと思います!
今年は3歳秋華賞馬ミッキークイーンがJCに向かい不在で予想オッズではヌーヴォレコルト、ラキシスあたりが人気を集めてますね、G1の中では比較的穏やかな決着が多いレースですが今年はどうでしょうか。
エリザベス女王杯の日程
2015年11月15日(日)5回京都4日目11R
芝2200(Bコース)
エリザベス女王杯 2015 出走予定馬
突然ですがエリザベス女王杯はどんな特徴のレース?と聞かれたら私だったら「リピーターの多いレース」って答えたいですね。
古馬のG1になってから今年で20回目を迎えますが、過去19回だけで
アドマイヤグルーヴ【2.0.1.0】
スノーフェアリー【2.0.0.0】
メジロドーベル【2.0.0.0】
スイープトウショウ【1.1.1.1】
ラキシス【1.1.0.0】
フサイチパンドラ【1.1.0.0】
ダンスパートナー【1.1.0.0】
オースミハルカ【0.2.0.1】
フサイチエアデール【0.2.0.0】
アパパネ【0.0.2.0】
こんなにもリピーターがいるんです。
今年は一昨年の勝ち馬メイショウマンボと昨年の勝ち馬で一昨年2着のラキシス、昨年2着のヌーヴォレコルトが登録。
ただメイショウマンボは戦績的にもう終わった感ありますし、ラキシスも1週前追い切り記事でも書きましたけど今年は大阪杯の反動が抜けきらない模様で、前走時も-16kgと大きく体を減らしましたし、この中間の調整が昨年とまるで違うんですよね。
能力とライアンムーアの腕で持って来られても仕方ないとは思いますけど、昨年よりいい状態で出て来れる可能性は相当低いと思いますので積極的に飛びつきにくいです。
・・・となるとヌーヴォレコルト。
ミッキークイーンもいないとなると馬券の1議席はまずはこの馬でいいんじゃないでしょうか。
ただハーツクライなんでG1で1番人気で買いたくないですし、前走は牡馬相手に挑戦者的なレース、鞍上がかなりうまく乗っての2着だったと思うのですが今度は人気を背負ってのレースで昨年2着に敗れた時と似たような形にはなりますよね。
3歳馬ではルージュバックはオークスからの直行。
札幌記念を熱発で回避した影響もあるらしいですが、1週前追い切りではまだ物足りず。
さらには普段なら1週前は土曜日に速い時計出す事多いのですが今回はそれもできず・・・最終追い切り観てから最終的な判断をしたいですが、現段階では外から見てる分には暗雲が立ち込めているように見えますね。
タッチングスピーチは前走後方でロスのある競馬した割には伸びてましたがまだレースっぷりが大味。
そしてそれ以上に気になるのは中間ずっと厩舎にいるのに速い時計を1本しか出せていない事、脚質、状態面共に厳しい気がします。
クイーンズリングも然り。
前記事でたぶん短期放牧に出てるんでしょうね・・と書いたんですが、出てないようですね。
それでいて坂路で速い時計は1本+57秒台が1本だけ。
それでもこの秋は馬がすごくよくなってるので状態面ではタッチングスピーチよりは全然上だとは思いますが、よりによって鞍上がシュタルケ騎手では・・・
この人これまで日本の競馬で4角7番手以下の競馬では【0.5.14.101】と未勝利。
さらにこれが5番人気以下の馬に限ると【0.1.4.80】複勝率5.9%ですから一般的な単勝万馬券並みの成績の悪さです。
ローズS見ても長くいい脚を使える馬ではないと思うので、先行したら馬の良さが出ず、脚を貯めたら鞍上が大幅マイナス、これではなす術なしでは?
今週競馬Studyに書いたコラムでは、エリザベス女王杯で前走4着以下から巻き返すのに必要な条件について書きました。
その詳細はそちらで読んで頂くとして、奇しくも同サイド内でコラムを書いてるゆたぽんさんと意見が対立する形になりましたが(それはそれで楽しんで頂けたら嬉しいです!)、そのタイプから私はフーラブライド、マリアライトは面白い存在だと思ってます。
フーラブライドは昨年このレース4着でほぼリピーターに近い存在。
今年は日経新春杯でアドマイヤデウスと0.1差の2着があり、そのアドマイヤデウスは次走日経賞も勝って天皇賞春でも3番人気に支持されたほどの馬ですからこれは価値が高いですよね。
前走はクイーンSの時よりはマシでしたがまだ本調子にない中での5着。
それと昨年のエリザベス女王杯もそうでしたが33秒台の上りを使って差される展開になるとどうしても厳しいタイプで、京都は得意コースではあるんだけど34秒台の上りでどうにかなる時に浮上して来る馬だと思います。
中間も好気配で前走よりいい状態で出てこれそうですので、あとは馬場とペース次第でしょうか。
6歳牝馬という点が大幅割引になりますが、若い時はダート中心に使われてきた馬で芝ではまだ18戦というキャリアなので、なんとかその辺もクリアできれば。。。
マリアライトはある程度上がりが掛かって、外が伸びる馬場でこその馬。
前走オールカマーでも外からじりじり伸びてましたが、ショウナンパンドラどは切れ味で差が出た感じ。
もっともオールカマーで外外回って最後まで伸びたのはショウナンパンドラどこの馬だけですから、それだけでも充分能力の高さは見てとれる1戦だった訳で、あとは適正の問題。
週末雨の影響でもあって外が伸びるような馬場になれば面白いはず・・・弟のリアファルは重馬場の1600万勝ち馬。
最後に・・・基本的には8番人気以下を買うレースはなない事を百も承知でおそらく8番人気以下は間違いないであろう穴馬で注目してる馬を・・・この馬です→人気ブログランキングC(タガノエトワールでした)
この馬は下り坂を味方にできるタイプ、相当上手だと思います。
ちょっと異例なローテで挑むのでその辺が心配ですけど、下り坂のある京都だったらここでも好勝負できていい馬のはず。
1週前追い切り3頭併せのパートナーは先週1頭は重賞で好走、もう1頭も500万で3着。
この厩舎、最近は大きな馬が少なくて今年は重賞では手控えた調整する事が多いんですけど、この馬はこの秋馬体面でも成長が見られるので最終追い切りではしっかり時計出してきて欲しいです。
たぶん木曜日にCWで最終追い切りやると思うんで、そこでラスト3F39秒台でラスト1F11秒台とか出れば楽しみ倍増。
続いては登録馬の血統表です。
エリザベス女王杯 2015 血統表
5年連続で父か母父キングマンボ系という馬が好走中(やたらと3着が多いんですけどね)
今年は
シュンドルボン
タガノエトワール
マリアライト
の3頭ですね。
その前は父か母父欧州ノーザン、欧州ナスルーラというのが多いので、いずれにしても持久力質のレースというのが血統面でも見て取れます。
あと昨年は不発でしたが北海道で好走歴ある馬の好走も多いですよね。
ただ札幌の芝が以前より高速化してるので(昨年5着キャトルフィーユはクイーンSをレコード勝ち)以前ほど札幌は直結しないのかもしれませんが、いずれにせよ重たい芝での好走歴ある馬、好走しそうな血はこのレースに合ってるんだと思います。