神戸新聞杯2015の出走予定馬と血統表です
■2015年09月27日(日)阪神競馬場芝2400m(Bコース)
第63回神戸新聞杯
日曜日阪神競馬場で行われる菊花賞TR、神戸新聞杯2015の出走予定馬です。
セントライト記念は5頭のノーザンF生産馬が出走しながら、社台Fでも白老FでもないキタサンブラックにG2を勝たれてしまいましたので今週はリベンジの番でしょうか?
ノーザンF生産の大将格になりそうなのが皐月賞2着、はく離骨折しながらのダービー4着のリアルスティール、春は高レベルの共同通信杯勝ち、スプリングS2着・・・目標は次とはいえ実績面ではここでは飛び抜けた存在、よほどおかしな調整でもして来ない限り、順当ならここはこの馬の相手探しになる1戦に見えますがどうでしょうか。
今年は重賞勝ちある馬は2頭だけで、リアルスティール以外だとデイリー杯勝ちあるタガノエスプレッソですがこちらは3歳になってから馬券になったのはロスなく立ち回っての弥生賞3着だけ。
ただダービーは18番ゲートから先行しての13着、負け方としては仕掛けはワンテンポ遅かったですけどセントライト記念1着キタサンブラック、2着ミュゼエイリアンと近いものがあったと思いますので、距離とかは気になりますけ一応は警戒しておきたいですね。
今年は重賞勝ち馬は少ないですが、条件戦組はなかなかの粒ぞろい、
リアファルはデビューからダート路線を歩んできた馬でしたが、前走は芝の準OPに挑戦しての勝利。以前も書いた事があるのですが、夏の早い時期の準OPは通常だと3歳馬には厳しく、特にマイル以上の距離となるとかなりハードルが高いです。
過去20年、7月芝マイル以上の準OPで連対経験あるのは
02年トゥルーサーパス
→ 次走朝日チャレンジカップ3着
05年トウカイトリック
→ 3走後福島記念2着
11年アヴェンチュラ
→ 次走クイーンS勝ち → 秋華賞勝ち
この3頭だけ。
リアファルの前走は逃げておきながら4角で後続を引き付けて一旦は馬群に飲み込まれそうになりながらそこからまた直線で突き放す味のある競馬。負かした相手は次走で準OP勝ち2頭に小倉記念勝ちアズマシャトルなどがいますから決して弱い相手ではなかったと思いますし、この馬ももし今回ダメだったとしても近いうちどこかの重賞で好走できる馬になるかもしれません。
レッドソロモンも前走札幌の芝2000mの準OPで3着でした。
ただこの組は降級4歳のいない組でしたのでやや手薄なメンバーだったかも・・・
ティルナノーグ、マッサビエル、ワンダーアツレッタらは前走1000万勝ち。
ただマッサビエルの1000万は時計的には悪くなかったですが降級組の4歳がいない顔ぶれでしたので、この馬はちょっと評価に悩みますね。
祖母メジロドーベルはショウナンラグーンと同じ。
骨折明けですがポテンシャル高いキロハナもここから復帰戦。
つばき賞で負かした相手はすでにダートですけど古馬OP勝ちあるダノンリバティ、長期休養明けですが楽しみはある馬、祖母がノースフライトなのでこの馬と母父バクシンオーのキタサンブラックとの対決も見てみたいですね。
穴なら前走敗れてるしまったく人気しなさそうですけどこの馬が楽しみ→人気ブログランキングA(サンライズセンスでした)
3走前敗れた相手が次走で重賞勝ち、2走前が強い競馬でこの2戦を見て、もしかしたら菊花賞でも面白いかなあと感じた馬。
上がり勝負になると切れ負けする面がありますが、追われるとそこからじりじりともう一伸びできる根性あり、何か1頭が飛ばしてくれると競馬しやすそうで、ある程度流れて後ろから2F目に10秒台が出なければここでも足りる力はあると思います。(過去は2010年ローズキングダム→エイシンフラッシュ、2011年オルフェーヴル、2013年エピファネイアの年だけ後ろから2F目が10秒台でした、今年はそこまでのレベルに達するかどうか?ですね)
続いては登録馬の血統表です。
血統的に注目したいのはグレイソブリン系、ボールドルーラー系、レッドゴッド系いずれかのナスルーラ系を内包する馬。
2400で行われるようになってからの好走馬24頭中16頭はいずれかの血を持つ馬でした。
これらの血を持たずに好走した馬8頭の内6頭はすでにG1勝ちのあった馬で、残り2頭の内1頭は前走で古馬の宝塚記念を5着していたマウントシャスタ、残る1頭は次走で菊花賞勝ちするトーホウジャッカルです。
今年の登録馬では・・・
キロハナ
サラトガスピリット
サンライズセンス
ジュンスパーヒカル
ゼンノブレーメン
タガノエスプレッソ
バイガエシ
の7頭はいずれかの血を持ってますね。
リアルスティールはこれらの血を内包せず・・・大丈夫かな?(笑)
まともならリアルスティールからこの7頭に買うと何か当たりそうに見えるんですが・・・。