有馬記念2017を好走する追い切りパターン

• chigeton


• 21 12月 2017

ここでは有馬記念2017を好走する追い切りパターンを2つ取り上げようと思います。水曜日はプレスジャーニーを除く全馬の最終追い切りが行われました。映像も観ましたが1頭とんでもなく動いてるのがいますね。

近年の有馬記念で好走の多い追い切りパターン

まずは近年の有馬記念で好走の多いパターン。中山芝は2014年から路盤改修工事が行われていますが、過去3年の結果をみると、1週前～最終追い切りのどこかで

東西トレセン問わずウッドコースで4Ｆを51.5以下

このくらいの時計をマークする調教を施された馬の好走が目だっています。

昨年は栗東ＣＷの最終追い切りでモヤが出て時計のわからない馬も多かったのですが、わかっているだけで

サトノダイヤモンド
ゴールドアクター
ヤマカツエース
シュヴァルグラン
マルターズアポジー

1.3.8.5.12番人気のこの5頭が該当して1.3.4.6.15着でした。

2015年は

ゴールドアクター
サウンズオブアース
キタサンブラック
アドマイヤデウス

と8.5.4.11番人気の4頭が該当して1.2.3.7着。

2014年は

トゥザワールド
エピファネイア
メイショウマンボ

と9.2.14番人気の3頭が該当して2.5.15着。
この年は9番人気のトゥザワールドが激走。3戦連続2ケタ着順だったメイショウマンボはともかく、エピファネイアに関しては8枠15番で3着とはハナ、クビ差の5着、外枠が厳しかったように見えました。

今年のウッドコース好調教馬は？

今年は結構速い時計を出してる馬が多いのですが、ざっと書き並べると

キタサンブラック
クイーンズリング
サウンズオブアース
シュヴァルグラン
スワーヴリチャード
ヤマカツエース

あたり。

クイーンズリングはＣＷ6Ｆの自己ベストになりますね。

圧巻の動きを見せたのはスワーヴリチャードで1週前は7Ｆ追いをやって6Ｆは79秒台の自己ベスト。ラスト4Ｆも49秒台をマークと凄い時計を出してきました。最終追い切りでも馬なりで50秒台。もともと追い切りは動くタイプなんですが陣営もデムーロ騎手を起用するだけあって今回は目いっぱい仕上げてきた感じ。

個人的には今年は上位人気馬は勝てないと見ていましたが、キタサンブラック、シュヴァルグランも時計的には及第点ありますし、追い切りだけ見せられると上位人気馬が揃って崩れる事もないのかなと思いますね。

（過去穴馬が多数好走している追い切りパターン）

そしてもう1つの追い切りパターンがこちら。

2008年
アドマイヤモナーク　14番人気2着
エアシェイディ　10番人気3着
2009年
エアシェイディ　11番人気3着
2011年
エイシンフラッシュ　7番人気2着
トゥザグローリー　9番人気3着
2012年
オーシャンブルー　10番人気2着
2014年
トゥザワールド　9番人気2着
2015年
ゴールドアクター　8番人気1着

この追い切りパターンに該当した馬は過去10年毎年最低1頭は好走中。
有馬記念では過去10年で6番人気以下の馬が11頭馬券になっていますがその内上記8頭はこの追い切りパターンに該当する馬でした。

そしてこれらの穴馬を見ていくと2年1度は最低1頭馬券になってるんですよね。
昨年は1.2.3番人気決着でしたので今年は激走を期待したくなってしまいます（笑）

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