有馬記念2016の出走予定馬と血統表です
有馬記念2016のス出走予定馬と血統表です。今年のファン投票1位はキタサンブラック。北島三郎オーナーに今年騎手生活30周年の武豊騎手と話題性あるコンビですよね。さらに3歳馬サトノダイヤモンド、昨年の勝ち馬ゴールドアクターなどが人気を集めそうです!
有馬記念の基本情報
2016年12月25日(日)中山競馬場10R(11Rではないのでお間違えなく!)
芝2500m(Aコース使用)フルゲート16頭に18頭が登録
今週は3日間開催で水曜日の夕方枠順抽選会が行われます
有馬記念 2016 出走予定馬
トーセンバジルが回避で当初除外対象だったサムソンズプライドは出走できる見込み。トウシンモンステラは除外対象となっています。
今年のファン投票1位はキタサンブラック。思えば今年大阪杯の週にこんなコラムを書いたのですが(→【大阪杯2016】ラブリーデイの今後を予言!?)やはりキタサンブラックは名馬でしたね。(その割に全然馬券でお世話になれてないのですが・苦笑)
前走ジャパンカップは逃げる形で後続に0.4差をつける圧勝。中盤緩んだのは大きかったですが、実はこの週の府中は内が伸びない馬場でもありましたのでそれを踏まえるとスローであっても強い競馬だったなあと思います。(ホントは内突いて伸びた7着イキートスの馬券買いたいです、次どこ使うんですかね~笑)現在の中山もどちらかといえば差しが決まる馬場ですし、同型との兼ね合い、さらには枠順によってはかなり厳しい競馬になりそうですが、人気と実力を兼ね揃えたスターホースですからここも頑張って欲しいところ。データ的には3歳時に有馬で好走した4歳馬が近年好走傾向という買い材料もあり。
競馬を長くやってると「今年の3歳馬は強い」こんな言葉を聞く年がこれまでも何度かありました。でもってそんな年の有馬はだいたい3歳馬が来ます!・・・とくれば今年はサトノダイヤモンド。前記事でも書きましたが1週前追い切りは他馬が苦しむ渋った馬場の中で好時計をマークと好調気配。
ゴールドアクターは昨年の勝ち馬。今年は対キタサンブラックは2戦2敗なのですが京都と東京でのもの。中山戦は58kgを背負ってG2を2戦2勝。一昔前の有馬なら◎に狙いたいマツリダゴッホパターンです。キタサンに敗れた2戦も天皇賞春は外枠引いてのものでしたし、JCも伸びない内目を追走してのもの、まだまだ巻き返しの可能性は充分。
マリアライトは今年宝塚記念でキタサンブラックなどの牡馬相手にG1勝利。秋は仕上がり途上だったオールカマーで5着、エリザベス女王杯は上り勝負になって6着と敗れた2戦も敗因はしっかりしてますね。有馬も近年は上がりが速いのでそういう意味では巻き返すのは楽ではありませんが、馬場が渋るような事があればかなり面白い存在。1週前追い切りを見た限りではいつになく素軽くで秋以降では1番気配がいいように見えました。
サウンズオブアースは昨年有馬で◎に狙ってお世話になりましたが、今年もJCでは2着に好走。ただ昨年のJCは伸びない外から伸びてのものだったのに対し、今年は外が伸びる馬場からの2着でちょっと事情が違いますね。1週前追い切りは口向きが悪かったですがこれはかなり荒れた馬場を走ってのもの。たぶん最終追い切りでは軽快な走りが見られると思いますが、今年は◎〇に狙う事はないと思います。
シュヴァルグランも前走JCは外から伸びてきたクチ。ただしこちらはハーツクライ産駒が苦手な短縮臨戦での3着。今度は距離延長ローテですからもう1発あっても。
穴っぽいとこではミッキークイーンに注目。これまで叩き2戦目では未勝利勝ち、秋華賞1着、ヴィクトリアマイル2着と3戦3連対の実績。前走休み明けのエリザベス女王杯は内枠を生かしての競馬でしたが最後は切れ負けしての3着。前走よりも少し上りが掛かるくらいの競馬の方が合ってるように思うので有馬も悪くないんじゃないかと。牝馬でも内で我慢できる馬ですし1発ないか。
あとは金鯱賞組が穴人気しそうですが、1着からシンガリまで0.8差に収まった競馬で、どうもこれは春の鳴尾記念組の匂いするんですよね、何かよほど気になる買い材料を見つけない限りは軽視する予定です。
アルバートあたりもこの後血統んとこで書く「ある疑惑」があるのでどうでしょうかねえ。
続いては登録馬の血統表です。
有馬記念 2016 血統表
近年の有馬記念で注目したいのはキングマンボorノーザンテーストの血。今年の出走予定馬の中ですと
アルバート(母母父ノーザンテースト)
キタサンブラック(母父の母父ノーザンテースト)
デニムアンドルビー(母父キングカメハメハ)
ヒットザターゲット(父キングカメハメハ)
マリアライト(母父エルコンドルパサー)
ヤマカツエース(父キングカメハメハ)
あたり。
あとはサムソンズプライドとヒットザターゲットの4代前にノーザンテーストが、ゴールドアクターも父母父の母父にノーザンテーストがいますね。
そして最後に先に書いたアルバートのある疑惑なのですが・・・それは「アドマイヤドン産駒はG1ダメなんじゃないか?説」です(笑)
今回出走するアルバートとアドマイヤデウス。この2頭がアドマイヤドン産駒の代表産駒になる訳ですが、産駒全体のG2成績が【4.2.2.3】複勝率72.7%と物凄い数字を叩き出しているのに、G1になると【0.0.0.12】なんですよね。
ダート路線ですと地方へトレードされたトーセンアレスという馬もいましたが、こちらも交流G1では【0.0.0.3】(さらに中央時代の皐月賞とダービーでも大敗)してるのに、交流のG2では浦和記念で3着した事があります。
以上のような理由からアドマイヤドン産駒は格負けするのでは?と見ています。最終的に穴馬が◎なら相手に入れてもいいとは思いますが、人気サイドから入った時は軽視しようかなあくらいの気持ち。