日本ダービー2016の出走予定馬と血統表です

日本ダービー(東京優駿)2016の出走予定馬と血統表です。今年は3強模様だったのが、第4の馬ディーマジェスティが皐月賞を制した事で4強へ。さらにはヴァンキッシュランが青葉賞を、スマートオーディンが毎日杯を強い勝ち方をしてきて有力馬が6頭もいる歴史的なダービーになりそうです。

日本ダービーの基本情報

2016年05月29日(日)東京競馬場第10R(11Rではありません、ご注意を!)

芝2400m(今週からCコース使用・フルゲート18頭に21頭が登録)

皐月賞→ダービー→菊花賞と続く3歳クラシック路線の二冠目

今年はすでに凱旋門賞に登録してる馬が複数いるので、今年は事実上3歳馬の日本代表を決めるような1戦となりそうです。

日本ダービー 2016 出走予定馬

日本ダービー 2016 出走予定馬

ジョルジュサンク、シャドウアプローチ、ブラックスピネル、マイネルラフレシア、ロイカバードは除外対象となっています。

さてさて・・・

デイリー杯2歳S
シュウジ 単勝1.7倍2着 → 2番人気エアスピネルが勝利

朝日杯FS
エアスピネル 単勝1.5倍2着 → 2番人気リオンディーズが勝利

ホープフルS
ロードクエスト 単勝1.9倍2着 → 3番人気ハートレーが勝利

共同通信杯
ハートレー 単勝1.9倍9着 → 6番人気ディーマジェスティが勝利

弥生賞
リオンディーズ 単勝1.9倍2着 → 2番人気マカヒキが勝利

スプリングS
ロードクエスト 単勝1.7倍3着 → 4番人気マウントロブソンが勝利

桜花賞
メジャーエンブレム 単勝1.5倍4着 → 3番人気ジュエラーが勝利

現3歳世代の重賞路線は単勝1倍台に支持された馬が敗れては次々と新しい主役が誕生・・・を繰り返してるんですよね。皐月賞も3強と言われていたのが勝ったのは8番人気のディーマジェスティでした。この連鎖がダービーでも続くのか?それとも止まるのか?さすがに勝ち馬は今度こそ上位人気の中から出そうに思えますがどうでしょうか。

ひとまず今回の日本ダービーは4強+2頭といった感じになりそうな気配ですよね。

もちろん馬券は当てたいですけど、競馬の祭典ですから、ここは好きな馬を買って応援でもいいと思います!個人的にはこの馬ですね→人気ブログランキングA(マカヒキでした)

ディーマジェスティは共同通信杯でハートレーやスマートオーディンを負かし、皐月賞でも今回人気する他の3頭を負かし、重賞2勝を含む3連勝。未勝利勝ちの時はスプリングS勝ち馬マウントロブソンを負かしていましたが、ホープフルSで取り消した影響か、共同通信杯の時はまったく人気がなく馬券でも◎打ってお世話になりました。でも皐月賞の時は大外枠は不利だと思って軽視しちゃったのですが1分57秒9の好時計勝ち。

ただし皐月賞の好時計って意外とダービーに直結しない印象はあります。2009年のアンライバルドはダービーで12着、2013年ロゴタイプはダービーで5着、昨年のドゥラメンテだけがダービーも勝利する事ができました。ドゥラメンテは皐月賞で1頭だけ次元の違い脚を使いましたが、アンライバルドは2.3着馬よりも少し先に動いての上り2位で勝利、ロゴタイプは4角5番手から上がり3位での優勝でした。ロゴタイプの年の2着エピファネイアのような先行力や、ドゥラメンテのような決め脚がないと皐月賞を好時計で好走してもダービーには直結しにくいのかもしれませんね。ディーマジェスティの決め脚はここでは抜けてるとは思えないので、今回は◎にする事はないかなあと思ってます。

マカヒキはデビューから弥生賞まで、父ディープインパクトと同じ道を歩んできましたが、皐月賞で土がついてしまいました。ただし上がりだけはすべて1位をマーク、決め脚だけなら今年のメンバーでは1番でしょうか。本当は3つ以上連勝して前走で連勝が止まった馬って重賞ではあまり買いたくないのですが、昨年のダービーはデビューから1.1.1.3着だったキタサンブラックが3着1.1.1.6着だったサトノクラウンが3着、先週のオークスでもシンハライトが1.1.1.2着から優勝。4頭出し金子オーナーの大将格。

サトノダイヤモンドも皐月賞で3着に敗れ、デビューから1.1.1.3着。ただ、前走時はダービー1本に的を絞った調整だったようですし、なんといっても鞍上ルメール騎手はメジャーエンブレムで久しぶりに芝G1を勝利して以降好調ですよね。特に先週は土曜日【5.2.0.1】日曜日【5.0.3.1】で土日10勝と神がかった騎乗をしてました。この集中力で来られるとかなり怖い存在。

リオンディーズは皐月賞でハイペースを早めに先頭に立ってしまい厳しい競馬で4位入選→エアスピネルの進路を妨害してしまい5着へ降着。ただし競馬の内容として負けて強しだったのはこの馬でしょうね。スマイルジャック、ディープブリランテ、エピファネイアなどダービーって掛かる掛かるって言われる馬が意外と好走するレースでもあるので、今年だとこの馬がそんなイメージ。M.デムーロ騎手も日本ダービーは【2.0.0.1】と得意なレース。

エアスピネルは皐月賞で不利もあって5位入選→4着。追い切りでも相当具合はいいようですし、鞍上武豊騎手はダービーを5回も勝ってる騎手。ただ弥生賞あたりは完璧なレース運びでそれでも完敗でしたし、1800以上は未勝利で2着もなし、さすがに今回は優勝するイメージはないですね。

スマートオーディンは共同通信杯で6着に敗れた以外は5戦4勝2着1本、上り1位をマークした4戦はすべて勝利とこれも決め脚ある馬。以前は道中掛かり気味に走る馬でしたが、前走は我慢が効くようになって道中力みなく追走して末脚を爆発させました。京都新聞杯が今の条件で行われるようになってから33秒台の上りを使って勝ったのはこの馬が初めて。

ヴァンキッシュランは長くいい脚が使えるタイプ。青葉賞は6F目からラスト2F目まで11秒台が6つも並んだ持久戦を前受けして勝利、かなり追わせるタイプで鞍上内田騎手とは手が合いそうですよね。

そして今年のダービー登録馬はすでにヴァンキッシュラン、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、マウントロブソン、マカヒキが凱旋門賞にも登録してますね。今回は3歳馬の日本代表を決める意味合いもありそうで、いろんな意味で楽しみな1戦になりそうです。

続いては登録馬の血統表です。

日本ダービー 2016 血統表

日本ダービー 2016 血統表

ディープインパクト産駒の日本ダービー成績は【2.1.1.16】。一昨年は4頭走って1頭も馬券に絡まなかったし、ワールドエースは1番人気で4着、リアルスティールも2番人気で4着だったりするので必ずしもここは得意舞台ではないのかもしれません。

しかしこれまでも再三書いてきましたが、今年のディープ産駒は使いだしを遅めにして、あきらかにクラシックを意識した使われ方をしてきています。

※ディープインパクト産駒3歳4月終了時点での2~3歳重賞世代別成績
ディープインパクト産駒3歳4月終了時点での2~3歳重賞世代別成績

ご覧の通り、重賞勝ち星でもアベレージでもすべての指標において現3歳世代は優秀です。

特に社台系生産のディープ産駒はダービーはまだ未勝利。どの馬もダービーは勝ちたいでしょうが、生産側でもっとも勝ちに拘ってるのは社台系のディープインパクト産駒になると思います。
登録馬の中では

サトノダイヤモンド
プロディガルサン
マウントロブソン
マカヒキ
ロイカバード
ヴァンキッシュラン

あたり。

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