秋華賞 2015 データ|今年は荒れそうな気配のデータ

ここでは秋華賞2015に関するデータをいくつか。
今年の秋華賞は荒れそうな気配が・・・その辺を過去19回のデータと比較してみます。

1番人気ミッキークイーンが該当しそうなデータ

まずは1番人気になるであろうミッキークイーンが該当しそうなデータから。

※秋華賞過去19回=1番人気で複勝率87.5%好走データ
秋華賞過去19回=1番人気で複勝率87.5%好走データ

上記画像馬は秋華賞第1回からの過去19回において・・・

・秋華賞1番人気
・オークスで上がり1位

以上2つの条件に当てはまった馬になります。
該当馬は8頭で全部で【3.0.4.1】複勝率87.5%と好走傾向です。
ただし2着→3着に降着となったブエナビスタを含み3着が4頭もいるので、連対率に直すと37.5%しかなく、馬連ベースでは信頼度がガクンと落ちますね。

ミッキークイーンは今年オークスで34.0の最速上がりをマークして優勝。

もしレース当日も1番人気になるようでしたらこのデータには該当します。

ただし以下のようなネガティブなデータにも該当しています。

※秋華賞=過去19回=馬体重
440kg未満馬【2.2.6.68】勝率2.6%複勝率12.8%単回値38複回値78
440kg以上馬【17.17.13.216】勝率6.5%複勝率17.9%単回値58複回値77

特に勝ち馬に関しては440kg未満での優勝は98年ファレノプシス(436kg)に2000年ティコティコタック(420kg・レース当日マイナス20kgでの優勝でした)の2頭のみで、近年だと昨年ショウナンパンドラの440kgが最低体重となっています。

ミッキークイーンは前走時が438kgで調教後馬体重も440kgですので、ここも430kg台くらいの出走と考えるのが自然でしょう。
さらにこの馬の場合はやはり体を減らさないようにという事なんだと思いますが、この中間の調整が併せ馬で負荷を掛けてはいますが馬なりばかりであまりにも時計を出してないんですよね。
馬体重を見てもその辺にかなり気を使った調整だったと思うので、盤石な1番人気ではないと思います。

 

桜花賞馬レッツゴードンキが該当する好走データ

※秋華賞過去19回=札幌で行われた札幌2歳S3着内馬
秋華賞過去19回=札幌で行われた札幌2歳S3着内馬

秋華賞過去19回=札幌で行われた札幌2歳S3着内馬は過去上記4頭が走って【2.1.0.1】と好相性。
レッツゴードンキは昨年札幌2歳Sで3着。
これはかなり評価できる材料だとは思います。
ただし、唯一着外に敗れたアズマサンダースは気性的に難しさを抱えた馬で、秋華賞以降はほとんどマイル以下ばかり使われていた馬でした。
また過去の4頭はいずれも3歳になってから上がり1位か2位を1度はマークしていましたが、レッツゴードンキは上り3位すらありませんのでこの辺はちょっと気になる材料です。

※重賞で4回以上好走歴あり

本来秋華賞で最も狙いやすいのは

オークス(ダービー)3着内且つ重賞で4回以上馬券になった事がある馬なのですが、今年はこれに該当する馬が不在。

あとは重賞で4回以上馬券になった事のある馬で、その次に買いやすいのが重賞で3着内3回+4着ありというタイプ。

レッツゴードンキは札幌2歳S3着、アルテミスS2着、阪神JF2着、チューリップ賞3着、桜花賞1着と重賞で5度の好走歴あり。
ローズSでも大きく崩れませんでしたし、唯一大敗したオークスはラチ沿い走った馬が壊滅したレースでもありましたので、重賞実績という1点においては最も評価していい馬だとは思います。

 

今年はもしかして低レベル?

実は今年の秋華賞で最も気になってる事ってこれなんですよね。

何しろ1600以上の重賞2勝馬・・・・あ、1600以下を含めても重賞2勝馬がいないんですよね。

上記の通り、2頭のG1馬はそれなりに買い材料もあるし(嫌な材料もあるけど)まあそう簡単には2頭揃ってまとめて凡走するって事はなかなかなさそうに思いますけど、三連複などで対抗列に2頭入れとけば安心かって言われるとそこまでではないと思いますし・・・。

ちなみに過去の秋華賞に

・芝1600以上の重賞2勝以上
・且つ2回以上掲示板を外していない馬

こんなタイプがが出走しなかった年は・・・

1998年
14人2着ナリタルナパーク

1999年
12人1着ブゼンキャンドル
10人2着クロックワーク

2000年
10人1着ティコティコタック
07人2着ヤマカツスズラン
05人3着トーワトレジャー

2002年
07人3着シアリアスバイオ

2008年
11人1着ブラックエンブレム
08人2着ムードインディゴ
16人3着プロヴィナージュ

ご覧のとおり過去5回あって4回は2ケタ人気の馬が好走しています。
またこの間の桜花賞馬、オークス馬の成績は以下の通り。

1998年
桜02人01着ファレノプシス
樫03人07着エリモエクセル

1999年
桜未出走
樫04人04着ウメノファイバー

2000年
桜02人04着チアズグレイス
樫01人10着シルクプリマドンナ

2002年
桜未出走
樫未出走

2008年
桜02人08着レジネッタ
樫01人10着トールポピー

なんと全部で【1.0.0.5】、馬券になったのは98年の桜花賞馬ファレノプシス1頭のみなんです。
と考えると今年はやっぱり波乱含みに見えますよね。。。

98年が誤ってましたので、【0.0.0.4】これまではまだ1頭も馬券になっていませんね。

 

今年の狙い目は?

では芝1600以上の重賞2勝以上且つ2回以上掲示板を外していない馬が出走していない年どんなタイプが好走してるかというと・・・

1998年
14人2着ナリタルナパーク

1999年
12人1着ブゼンキャンドル

2000年
05人3着トーワトレジャー

2002年
01人1着ファインモーション

必ずしも穴馬ばかりではありませんが

2走前1000万(旧900万)→ 前走ローズSで掲示板
(クラシック未出走)

こんなタイプが好走しています。

ちなみに1000万馬券が出た2008年はこのタイプですら出走がありませんでした。
前走古馬のダート重賞をカマしてきた16番人気プロヴィナージュが好走できたのはこういうメンバーレベルの問題もあったのかもしれませんね。

今年上記パターンに該当するのは

タッチングスピーチ(2走前1000万勝ち→ローズS1着)
トーセンビクトリー(2走前1000万勝ち→ローズS3着)

この2頭ですね。
(タッチングスピーチは2走前500万勝ちでした、失礼しました!)
どちらもクラシックは未出走ですが、特にトーセンビクトリーは重賞自体が前走で初出走とまだまだフレッシュな馬。

さて最後に穴馬候補を1頭。

最も気になっていた人気ブログランキングC(マキシマムドパリでした)がなんと抽選をくぐり抜けてくれました!
格下馬ですが春は相手なりに走れていた馬、成長も見せていて今は春とは別馬だと思います。

 

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2 Responses to “秋華賞 2015 データ|今年は荒れそうな気配のデータ”

  1. ネオ より:

    タッチングスピーチは2走前は500万下です。
    だとデータ的にはトーセンビクトリーだけということですね。うーん。狙ってみよーかな。
    いつもありがとうございます

    • chigeton より:

      タッチングスピーチそうですね、仰る通りです、間違って書いてました。
      教えて頂きありがとうございますm(__)m
      お母さんは1番人気10着でしたけど、この馬の方が上がりもまとめられますし通用して欲しいですね。

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