桜花賞 2016 一昨年までは複勝率100%データと馬場傾向

ここでは桜花賞が外回りになってからの過去9回を基にした好走データ(一昨年までは複勝率100%!)を取り上げようと思います。
ただし、昨年は馬場に変化もあって大きく結果に影響を及ぼしました。
今年はその辺も踏まえてしっかりと対策を練っておきたいですね。

桜花賞 2016 一昨年までは複勝率100%だったデータ

まずは桜花賞が外回り1600で行われるようになった2007年から一昨年の2014年までの8回において複勝率100%だったデータをご紹介します。

この間の大雑把な傾向を簡単にまとめますと

・馬体重はある程度あった方がいい、450kg未満と450kg以上では複勝率が倍違う
・前走着順はいい方がよく、前走9着以下からの巻き返しはなし
・キャリアは概ね6戦以内の馬が好走、キャリア7戦以上で馬券になったのは2008年のエフティマイア(キャリア8戦)1頭だけ。
・馬券になった24頭中14頭は父サンデー、ロベルト系×母父ノーザンダンサー系配合馬

と、こんな傾向がありました。

そして昨年そこから導き出したのがこんなデータでした↓

※桜花賞2007~2014年まで複勝率100%だったデ-タ
桜花賞2007~2014年まで複勝率100%だったデ-タ

上記画像馬は2007~2014年までの桜花賞8年間において・・・

・馬体重450kg以上
・前走8着以内
・キャリア6戦以内
・父サンデー、ロベルト系×母父ノーザンダンサー系配合馬
・阪神JFかチューリップ賞で掲示板経験あり

以上5項目すべてに該当していた馬で全部で【5.1.1.0】複勝率100%と好成績を残していました。

実は昨年は2番人気のココロノアイだけがこのデータに該当してたんですよね。

さらにはこの馬は桜花賞を好走する追い切りパターンにも該当していたので私は◎に狙ったのですが、結果は馬場の影響もあったのか?力も足りなかったのか?10着と大きく敗れてしまいました。

なので今後このデータを使うには少なくとも一昨年までのような馬場ではないと難しいかもしれませんが・・・・今年このデータに該当するのはメジャーエンブレム1頭だけなので、ふつうに走っちゃうかもしれませんね(笑)

桜花賞2016の馬場傾向を考えるヒント

ところで今年の桜花賞を考える上で1つ参考になるかもしれないのが土曜日の阪神牝馬Sです。

映像を観直すと昨年までは結構桜花賞とリンクしていたように思います。

※阪神牝馬S2012直線
阪神牝馬S2012直線

クィーンズバーンが逃げ切ったレースではありましたが、外から差した馬が2着3着4着しました。

※阪神牝馬S2013直線
阪神牝馬S2013直線

外から差してきた2頭が1.2着。

※阪神牝馬S2014直線
阪神牝馬S2014直線

出遅れて最後方からの競馬、残り1F手前でもほとんど最後方にいたスマートレイアーが大外から差し切って優勝しました。

※阪神牝馬S2015直線
阪神牝馬S2015直線

過去何年かと違ってこの年は内から伸びた馬が1.2.3.5着。

青で囲った前年勝ち馬スマートレイアーは前年よりも前で競馬していたにも関わらず馬券にすら絡む事ができませんでした。

ご覧の通りで内枠不利、差し有利とされてきた桜花賞と同じで、一昨年までの阪神牝馬Sは外から差して来る馬が活躍していました。

ところが昨年の阪神牝馬Sだけは内伸び決着だったんですよね。

昨年の桜花賞もそれまで8年の1~6番ゲートは【0.0.1.47】と散々だったのに、昨年だけは1着6番、3着1番、さらには単勝255倍16番人気だったノットフォーマルまでもが3番ゲートから5着しました。

今週の桜花賞を考えるにはまずは土曜日の馬場、特に土曜メインの阪神牝馬Sは今年から1600mなので一層リンクしやすくなるかもしれませんし、これを観てから一昨年までのパターンで考えるか、昨年のパターンで考えるかした方がいいように思います。

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