中京記念 2015 過去3年勝ち馬のデータ

中京記念2015の展望、ここでは過去3年の勝ち馬がどんな戦績の持ち主だったのか?データとしてまとめて見ていきたいと思います。

その前にまずは過去3年の脚質。
2012年は良馬場で1.35.1という勝ち時計。
2着ショウリュウムーンのみ先行しての粘りこみでしたが、勝ち馬と3~8着まではいずれも後方脚質の馬でした。

2013年は良馬場で勝ち時計1.33.5と、この時期の中京1600としてはやや時計速めでの決着。
1.3着は差し馬でしたが、先行した馬も2.4.5着でした。

2014年は稍重で1.37.1、かなり時計が掛かりました。
ティアップゴールドとゲシュタルトあたりは早めに動いて直線見せ場もありましたが、ゴール前で入れ替わって結局差し追込勢が掲示板を独占しました。

今週は台風が来てますが日曜日はどうなるでしょうか。
なんとなくギリギリ通り過ぎた後かなあとも思いますが、先週未勝利で1.35.4というのがありましたけど、後半の1000万は時計掛かってましたし、土日2日間使い込んだ後の馬場ですから今年の中京記念もある程度時計は掛かるんじゃないでしょうか?
となると脚質的には今週も差し追込馬に注目ですね。
人気のカレンブラックヒルとレッドアリオンは力が2枚違うと思いますが、この脚質だけでも怪しさ満点な気もします。

それでは過去3年の勝ち馬を見ていこうと思います。

2012年
フラガラッハ ハンデ57kg(前走56kg)
G1~G2実績 2011年G2阪神Cで3着
前年阪神Cで上がり1位

2013年
フラガラッハ ハンデ57kg(前走56kg)
G1~G2実績 2011年G2阪神Cで3着
前年阪神Cで上がり2位、同年阪急杯で上がり2位

2014年
サダムパテック ハンデ58kg(前走58kg)
G1~G2実績
弥生賞1着、皐月賞2着、セントライト記念3着、京王杯SC1着、マイルCS1着、スワンS3着
前年阪神Cで上がり2位

過去3年の勝ち馬の共通点をまとめると

・比較的ハンデを背負った馬が来ている(ただし斤量増1kgまで)
・過去にG1orG2で好走した事がある
・前年12月以降阪神芝1400で上がり1.2位をマークした事がある

ハンデと格の部分はリンクすると思いますが、面白いのは阪神1400で速い上がりを使った事があるという点ですね。
ちなみに三連覇をかけて昨年も出走したフラガラッハでしたが、この年だけこの実績がなくて結果10着でした。

ただ残念な事に今年これらのファクターをすべて満たす馬はいないんですよね。

●ハンデ57kg以上
カレンブラックヒル 58.5kg
スマートオリオン 57kg
トーセンレーヴ 57kg
レッドアリオン 57.5kg

●G1~G2実績
エールブリーズ 2014年京王杯SC3着
オリービン 2011年京王杯2歳S3着
カオスモス 2012年京王杯2歳S3着
カレンブラックヒル 2012年NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着
サクラアルディート 2014年AJCC2着
ダローネガ 2011年デイリー杯2歳S2着
トーセンレーヴ 2011年青葉賞3着
ミッキードリーム 2011年毎日王冠3着
レッドアリオン 2013年NZT2着、2015年マイラーズC1着

●前年以降阪神1400重賞で上がり1.2位実績
該当馬なし

ハンデを背負ってるとこではスマートオリオンだけがG1~G2での好走実績なしなのでちょっと損してる印象ですね。

阪神1400重賞で上がり1.2位馬がいればこれはもう◎にしたいくらいだったのですがこれも該当なし。
ただしこれに関してはイメージの近い馬は何頭かいますね。

アルマディヴァン
2014年中京芝1400豊橋特別(500万)で上がり3位で3着
2015年中京芝1400知立特別(1000万)で上がり1位で1着

オリービン
2014年阪神芝400タンザナイトSで上がり2位

ゴールドベル
2014年阪神芝1400山陽特別(1000万)で上がり3位
2015年中京芝1400豊明特別(1600万)で上がり1位で1着

ダローネガ
2014年阪神芝1400心斎橋S(1600万)で上がり1位
2014年阪神芝1400仲秋S(1600万)で上がり1位

この辺の馬は重賞ではありませんが、昨年以降阪神1400、中京1400で速い上がりの実績あり。

あともう1頭どうにも気になってしょうがない大穴がセイカプリコーン
前走CBC賞ではロスなく回ってきて直線もバラけた内を突いてきてのものでしたが、最速上がりをマーク。
53kgでのものなので少し割り引いてみるべきだとは思いますが、

1着ウリウリ(阪神牝馬Sで上がり2.3位あり)
2着ダンスディレクター(阪神1400では3走して上がり1.3.1位)
3着サドンストーム(今年の阪急杯で上がり3位)

とこれら阪神1400上がり実績ある馬相手に上がり1位をマークして、ウリウリから0.3差の5着してるんですよね。
血統的にもステイゴールドはフラガラッハと同じでノーザンテーストを内包。母母父はカーリアンでニジンスキー系と、このレースで好走の多いサンデーと欧州血統の組合せにも合致してるので、この馬は人気もないでしょうからぜひ馬券を買いたいと思ってます。
距離は戦績からは1400までの馬という感じではありますが・・・前走は忙しそうでしたし、2F延長どうにか克服できれば。

 

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